80分で目的を達成する
GWが始まりましたが、SS-1は休まず開館しています。GWは春最後の復習、補強の機会だからです。
私も現場での授業機会が普段より増えています。
さて、立場上(?)
「たった1回の授業で○○をマスターする」
といったタイプの依頼が多いのですが、準備から実行まで、とてもやりがいがあります。
まず準備ですが、私がいつも注意するのは、何を使って、どの範囲までをカバーするか、ということです。
分かりにくいかもしれませんので具体的に言うと、
例えば
「○○中学校の2012年度大問2を使い、(この問題はアサガオとイネの発芽、受粉、そして光合成についての一般知識を含む問題だから)単子葉植物と双子葉植物の分類と覚え方、それにからめて有はいにゅう種子と無はいにゅう種子について、そして光合成の実験問題での代表的な記述問題まで」
といった具合です。このように1問で何から何までを扱うか決めてしまえば、他の問題選択もおのずと決まってくるわけです。上手くやれば、塾の宿題を大幅に削除して無駄を省くことができる、という理由の1つでもある手法です。
そして授業では、お子さんの状態を把握することがまず第一です。
以外に忘れてしまっていることが多かったり、逆に自力で克服できていることが多かったりするからです。
いずれにしても目標は、お子さんに「手応え」を感じてもらい、「これなら他の単元もできるようになるかも」という気持ちになってもらうことです。
授業が終了した瞬間、お子さんがフウッと1つ息を吐いて、達成感を噛みしめている様子を見るのは何よりうれしいことです。
「先生、褒め方が上手ですね」
と親御さんによく言っていただきますが、実は別にわざと大げさに褒めているわけでもないんです。
お父さん、お母さんは、やはり朝起きてから夜寝る前までのわが子をつぶさにご覧になっているわけですから、お子さんを見る目、評価の基準がどうしても厳しくなってしまうんです。
その授業、その時間の学習だけを切り取ったときにどれくらいがんばれたか、と視点を変えると、おのずとお子さんへの評価も変わってくるのかもしれませんね。
SS-1での授業を見学されるお父さん、お母さんは、お子さんの「外の世界でのがんばり」に、頼もしく思う気持ちを持たれるようです。
GW、ぜひ充実した家庭学習を!
次回は具体的な授業内でのやり取り、声かけについて考えてみたいと思います。
私も現場での授業機会が普段より増えています。
さて、立場上(?)
「たった1回の授業で○○をマスターする」
といったタイプの依頼が多いのですが、準備から実行まで、とてもやりがいがあります。
まず準備ですが、私がいつも注意するのは、何を使って、どの範囲までをカバーするか、ということです。
分かりにくいかもしれませんので具体的に言うと、
例えば
「○○中学校の2012年度大問2を使い、(この問題はアサガオとイネの発芽、受粉、そして光合成についての一般知識を含む問題だから)単子葉植物と双子葉植物の分類と覚え方、それにからめて有はいにゅう種子と無はいにゅう種子について、そして光合成の実験問題での代表的な記述問題まで」
といった具合です。このように1問で何から何までを扱うか決めてしまえば、他の問題選択もおのずと決まってくるわけです。上手くやれば、塾の宿題を大幅に削除して無駄を省くことができる、という理由の1つでもある手法です。
そして授業では、お子さんの状態を把握することがまず第一です。
以外に忘れてしまっていることが多かったり、逆に自力で克服できていることが多かったりするからです。
いずれにしても目標は、お子さんに「手応え」を感じてもらい、「これなら他の単元もできるようになるかも」という気持ちになってもらうことです。
授業が終了した瞬間、お子さんがフウッと1つ息を吐いて、達成感を噛みしめている様子を見るのは何よりうれしいことです。
「先生、褒め方が上手ですね」
と親御さんによく言っていただきますが、実は別にわざと大げさに褒めているわけでもないんです。
お父さん、お母さんは、やはり朝起きてから夜寝る前までのわが子をつぶさにご覧になっているわけですから、お子さんを見る目、評価の基準がどうしても厳しくなってしまうんです。
その授業、その時間の学習だけを切り取ったときにどれくらいがんばれたか、と視点を変えると、おのずとお子さんへの評価も変わってくるのかもしれませんね。
SS-1での授業を見学されるお父さん、お母さんは、お子さんの「外の世界でのがんばり」に、頼もしく思う気持ちを持たれるようです。
GW、ぜひ充実した家庭学習を!
次回は具体的な授業内でのやり取り、声かけについて考えてみたいと思います。