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てこの計算を得意になろう(1)

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かしこい塾の使い方 2019年01月13日19時54分

こんにちは、辻です。

2019年の2回目は、てこの計算についてお話しします。


■基本的な問題は解けるのだけど・・・

ほとんどの塾で、てこのつり合いの計算を習うのは、4年生です。(それ以前の学年のお子さんには、計算よりもつり合いの
「感覚」を身につけてもらうほうが効果的です)

よく見かける基本的な問題は、棒の真ん中に「支点」があり、その左右におもりがつり下げられているというもの。
問題によって、支点が厳密には「真ん中」でなかったり、左右のおもりが2つ、3つになっている問題もありますが、誰が見ても「左右におもりがつり下げられていて、その間にあるのが支点ですよ」とわかる問題です。

20190113191311.png

このような問題でわからなくなる、間違う子というのは、実は少数派です。
多くの子にこのような問題を見せると「それはできるんだけど・・・」という反応になるのです。


■できる子がぐんと少なくなるタイプの問題は

では、どのようなタイプの問題だと、間違う子が多くなるのでしょう?

「わからない」という反応のお子さんや、なんとなく解いてはいるんだけど、確固とした自信なく解いているお子さんが多くなる問題は「どこを支点と考えていいかがわからない」というタイプの問題です。

20190113191335.png
ばねはかりAとB、2つあって、どちらを支点と考えていいかがわからない(あるいは「どちらかを支点と考えなければならないのかがわからない)、といったお子さんが多くなるのが、このようなタイプの問題です。

まずは、「どっちを支点と考えてもよい」と考えることが大切です。

動画を参考にしてみてください。

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かしこい塾の使い方 2019年01月13日19時54分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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