小川大介の中学受験合格を実現する逆算受験術

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中学受験 ここから逆転!?

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中学受験 2014年09月12日13時25分
首都圏では入試まであと5ヶ月を切りました。

いわゆる「追い込み」といわれる時期になりました。
お子さんたち、がんばっているでしょうか。

例えば、今の時点で志望校の偏差値に10~20足りない6年生は、逆転は可能なのでしょうか。
私の経験からいえば、可能な場合があります。

「場合がある」というのは、いくつかのポイントがあるからです。

6年生のこの時期、お子さんたちの学習スタイルは、よくも悪くも出来上がっているはずです。自分なりの勉強のしかたがあるということですね。それが効果的なものであっても、そうでなくても、この時期から学習スタイルを大きく変えるのは勇気がいることです。

しかし、偏差値10~20を短期間に上げるには、必要なことです。その柔軟さがあることは、成績アップの重要な条件です。

「偏差値が足りなくても合格させます」と謳っている業者さんがいますが、それも限られた条件を揃えることができれば、という話になります。

志望校の過去問を確認してください。いわゆる「出題傾向」が大きく変わっていないでしょうか?もしも毎年同じような出題(形式、内容、制限時間、問題数など)をしている学校なら、今後の最大の「教材」は過去問ということになります。

塾の平常テキストで一般知識を補いながら、過去問で志望校の出題傾向、テストを受けるときの時間配分などの訓練をするのです。もっとも重要なのはテストの振り返りで、合格点に達するには、あとどの問題を解くことができればよかったのか。今の実力で解ける問題があるのか。

この辺りの判断はプロに任せたほうがよいかもしれません。

もしも、今の実力で解ける問題を全部解いて正解し、それでも合格点に足りないのなら、力が足りないということです。この場合、ではあと何ができるようになれば得点につながるのか、という検討になります。

計画を立て、解いて、検証し、またそれを次の学習に活かす。この繰り返しです。計画は綿密なほど成功に近づくことができます。このような経験が豊富な講師に協力してもらえれば、まだ「逆転」は可能です。

限られた時間、有効に使って合格に近づきましょう!



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中学受験 2014年09月12日13時25分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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