字がきれいと成績がいい?
だんだん秋らしい気候になってきました。
お子さんたちも勉強に集中できる季節になりますね。
さて、もう9月も後半に入っていきますが、我が家のアサガオは
まだまだ元気に咲き誇っています。
もう少しの間、元気に花をつけてくれそうです。
さて、今日は文字の美しさと成績についてです。
「うちの子、字が汚くて、自分でも何を書いたかわからないくらいなんです。」
こういう話、男の子のお母さんからはよく聞きます。
確かに、あまりに乱雑な文字は読み間違いの原因になったり、
テストでは、そもそも採点者が何を書いているか分からなかったりと
問題があります。
でも、少々荒いくらいの男の子は、たくさんいます。
そんなに神経質にならなくても大丈夫だと思います。
でも、きれいでなくてもよいので、
止め、はねなどはしっかりしてもらいたいですね。
さて、私が字の美しさよりも気になるのは、字の濃さです。
つまり、筆圧です。
筆圧が強すぎるのも困ったものなのですが、
これは鉛筆の芯をやや硬いものにすることで、
ある程度調節することができます。
一般に、低学年の間は手の力が弱いので、
柔らかい芯の鉛筆を使わせ、
高学年になるに従ってかたい芯に変えるご家庭が多いようですね。
最終的にHBくらいに落ち着くイメージでしょうか。
低学年のうちはBや2Bを使うお子さんも多いです。
高学年のお子さんを見ていて、私が「ちょっとよくないな」と感じるのは、
すごく薄い字で、サラサラっと流すように各お子さん。
理由は2つ。
①自信がないことが筆圧に表れている
②早く書くということに意識が行き過ぎている
この2つが原因となっていることが多いからです。
①の状態にお子さんが陥ってしますと、鉛筆の先が
まるで何かを探すように、迷います。
それでも時間がない、早く解かなければという思いから、
②のように薄い字でささっとなでるように図や字を書きます。
まるでどこか出口を探して、歩き回っているような学習の仕方です。
実は、低学年のうちは、このような試行錯誤の段階は、学習に必要です。
しかし、そのような段階を経て、自分なりの「思考と試行のスタイル」ができると、
このような無駄な迷いはなくなっていきます。
問題を整理し、何がわかっているか、何がわかっていないかをはっきりさせてから
問題に取り組むようになるのです。
もしもお子さんがこのような「迷い鉛筆」の状態に陥っているなら、ぜひお母さんが
思考の整理のために、声かけをしてあげてください。
お子さんの鉛筆が落ち着きなく迷っていると感じたら、
「まず、何がわかっているのかな。」
「で、何がわからないのかな。」
「何がわかれば、進んでいけそう?」
と、お子さんの思考のテンポに合わせて聞いていくのです。
こうやって、まず問題の内容を整理し、何がわかっていて、
何がわかっていないことが問題なのかをはっきりさせましょう。
その問題をクリアするために、今週塾で学んできた事柄のうち、
何が役に立ちそうか。
すぐに出てこなくても、焦りをお子さんに感じさせないよう、
気をつけてくださいね。
お子さんも焦り、もとの「迷い鉛筆」に戻ってしまいます。
じっくり取り組むと、必ず整理の習慣はつきます。
お母さんが痺れを切らさないことが大切です。
低学年のお子さんは、今のうちに頑張って練習しましょう。
ぜひ取り組んでみてください!
お子さんたちも勉強に集中できる季節になりますね。
さて、もう9月も後半に入っていきますが、我が家のアサガオは
まだまだ元気に咲き誇っています。
もう少しの間、元気に花をつけてくれそうです。
さて、今日は文字の美しさと成績についてです。
「うちの子、字が汚くて、自分でも何を書いたかわからないくらいなんです。」
こういう話、男の子のお母さんからはよく聞きます。
確かに、あまりに乱雑な文字は読み間違いの原因になったり、
テストでは、そもそも採点者が何を書いているか分からなかったりと
問題があります。
でも、少々荒いくらいの男の子は、たくさんいます。
そんなに神経質にならなくても大丈夫だと思います。
でも、きれいでなくてもよいので、
止め、はねなどはしっかりしてもらいたいですね。
さて、私が字の美しさよりも気になるのは、字の濃さです。
つまり、筆圧です。
筆圧が強すぎるのも困ったものなのですが、
これは鉛筆の芯をやや硬いものにすることで、
ある程度調節することができます。
一般に、低学年の間は手の力が弱いので、
柔らかい芯の鉛筆を使わせ、
高学年になるに従ってかたい芯に変えるご家庭が多いようですね。
最終的にHBくらいに落ち着くイメージでしょうか。
低学年のうちはBや2Bを使うお子さんも多いです。
高学年のお子さんを見ていて、私が「ちょっとよくないな」と感じるのは、
すごく薄い字で、サラサラっと流すように各お子さん。
理由は2つ。
①自信がないことが筆圧に表れている
②早く書くということに意識が行き過ぎている
この2つが原因となっていることが多いからです。
①の状態にお子さんが陥ってしますと、鉛筆の先が
まるで何かを探すように、迷います。
それでも時間がない、早く解かなければという思いから、
②のように薄い字でささっとなでるように図や字を書きます。
まるでどこか出口を探して、歩き回っているような学習の仕方です。
実は、低学年のうちは、このような試行錯誤の段階は、学習に必要です。
しかし、そのような段階を経て、自分なりの「思考と試行のスタイル」ができると、
このような無駄な迷いはなくなっていきます。
問題を整理し、何がわかっているか、何がわかっていないかをはっきりさせてから
問題に取り組むようになるのです。
もしもお子さんがこのような「迷い鉛筆」の状態に陥っているなら、ぜひお母さんが
思考の整理のために、声かけをしてあげてください。
お子さんの鉛筆が落ち着きなく迷っていると感じたら、
「まず、何がわかっているのかな。」
「で、何がわからないのかな。」
「何がわかれば、進んでいけそう?」
と、お子さんの思考のテンポに合わせて聞いていくのです。
こうやって、まず問題の内容を整理し、何がわかっていて、
何がわかっていないことが問題なのかをはっきりさせましょう。
その問題をクリアするために、今週塾で学んできた事柄のうち、
何が役に立ちそうか。
すぐに出てこなくても、焦りをお子さんに感じさせないよう、
気をつけてくださいね。
お子さんも焦り、もとの「迷い鉛筆」に戻ってしまいます。
じっくり取り組むと、必ず整理の習慣はつきます。
お母さんが痺れを切らさないことが大切です。
低学年のお子さんは、今のうちに頑張って練習しましょう。
ぜひ取り組んでみてください!