秋分の日の昼の長さが12時間ではないのはどうして?
秋分の日を過ぎ、日が暮れるのが早くなってきました。
今週は気温の高い日もありましたが、だんだん秋になっていきますね。
秋分や春分といえば「昼と夜の長さが同じ(約12時間)」と理科で習うのですが、今年の秋分の日の日の出の時刻は5時29分、日の入りの時刻は17時37分で、昼の時間が12時間8分となっています。
もちろん誤差などもあるのでしょうが、8分はやや大きいのではないでしょうか。
実は春分も秋分も、昼の長さは12時間より数分長いのが普通なのですが、それには理由があります。
「日の出」「日の入り」、の定義がポイントなんです。
日の出、日の入りは上の図のような状態のときだと、こちらも理科で習います🙂
もしも、日の出、日の入りが、太陽が地平線から半分だけ出た状態なら、昼の長さはほぼピッタリ12時間になるはずですが、実際には地平線の下に完全にかくれている状態なので、少し時間がかかるんですね。
さて、季節は秋。
どんどん昼の長さは短くなり、あと3か月もすれば冬至の日を迎えるのですが、このとき昼の長さは東京で10時間程度にまで短くなります。
夜が長くなる季節、読書に勉強に、時間を有効に使いたいですね。