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今年も天球授業を行いました

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プラネタリウム 2021年08月27日15時39分

 8月25日(水) ・ 26日(木)、今年もコスモプラネタリウム渋谷さんとのコラボ「辻・アインシュタインホメ夫の わくわく理科実験」の天球授業を行いました。

 

コロナ禍ということもあり、人数を絞って行った今回の天球授業ですが、ご参加くださった皆さんからは「楽しかった」「参加して良かった」といったご感想をいただきました。

 

プラネタリウムの天球を使って行う授業、毎年主催する僕たち自身にも新鮮な発見があるのですが、いちばんの特徴は、一般的に見に行く「プラネタリウム」と僕らのやっている「天球授業」は根本的に違うということです。

 

通常(当たり前ですが)、プラネタリウムはドームを真っ暗にして鑑賞します。

解説員と呼ばれる方が星座の解説をし、その解説を聞きながら観客は、空を見上げます。

 

そして、一般的にプラネタリウムの鑑賞は、観客から見て正面、最も観察のメインとなる空は南の方角です。

天体は地球の自転や公転により、東の地平線から上って南の空を通り、西の地平線へ動いていくことを考えると東→南→西と見渡せるのが適しているからです。

 

一方で、天球授業では、プラネタリウムのドーム内をときには明るくして、お子さんたちとコミュニケーションをとりながら授業を進めます。

実際の夜空では観察できない星の動をき早回しで再現し、それをみんなで観察し、部屋を明るくしてスケッチする、そんなことが可能なんですね。

もちろん方角に関しても、正面を南にしなければならないという固定観念を取り払い、天体の勉強(「中学受験」と銘打っているだけあり、中学受験を強く意識した内容にしています)に最も適した見え方を追求しているんです。

 

プラネタリウムのスタッフ達と何度も議論し打ち合わせ、リハーサルを重ねて今の形にたどり着いたのですが、まだまだ改良の余地はあるかもしれませんね。

 

引き続きブラッシュアップしながら続けていきますので、ぜひ皆さん一度参加してみてください。

 

しばらくは定員の制限等が続きますが、早く子どもたちとワイワイ言いながら夜空を見上げる、そんな進行ができるといいなと思っています。

 

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プラネタリウム / 理科 / 自由研究 2021年08月27日15時39分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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