小川大介の中学受験合格を実現する逆算受験術

中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 -> 主任相談員の中学受験ブログ -> 辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法 -> 家庭学習  -> 「リトル・ママオンラインフェスタ」に出演させていただきました

「リトル・ママオンラインフェスタ」に出演させていただきました

このエントリーをはてなブックマークに追加
家庭学習 2020年11月19日15時53分

11月14日(土)「リトル・ママオンラインフェスタ」に出演させていただきました。

IMG_0258.png
とても楽しい30分でした(^^)

当日お昼時の30分間、お母さん、お子さんたちと「あと伸びする子を育てる!」をテーマに「おうち理科」の楽しみ方についてお話しし、ママたちと一緒にかんたんな工作にもチャレンジ。

みんなで「空気砲」を作って遊んだのでした!

IMG_0259.png
オンラインで「空気砲」作成中

ドラえもんのひみつ道具にもある「空気砲」ですが、驚くほどかんたんに作ることができ、けっこう遊べるんです(^^)
当日、参加者のみなさまからたくさんの声をいただきましたが、みなさん楽しんでくださったようで、とてもいい時間になりました。


■ 子どもが3才なら親だって3年生、完璧でなくっていい

小さなお子さんのお父さん、お母さんの中には、お子さんの「なんで〜」「どうして〜」攻めにあっている方も多いと思います。

お子さんにとって、親はいわば「絶対」の存在ですから、どうしても「完璧に、全部に答えてあげなくちゃ」と気負ってしまいがちです。
でもよく考えてみれば、お子さんが3才だったら親だって親になって3年生、まだまだ新米なんです。
そんなに完璧を目指さなくても大丈夫。

お子さんの将来の「理系」の芽を育てるには、できるだけお子さんの頭の中に「?」を多く芽生えさせてあげることが大切です。

「不思議だなぁ」
「なんでこんなことがおこるんだろう」
そんな「?」をたくさん経験した子は、大きくなってそれを実際に習ったときに「このことだったのか!」と「回路」がつながるわけです。

小さいときにすべてが解決しなくても、もちろんいいんです。


■「なぜ?」「どうして?」の答え合わせは10年後

たとえば私達は経験的に「大切なことは赤い色のペンで書く」ということを知っています。
でもこれってなぜなんでしょう?

オンラインフェスタでもお話ししたのですが、うまく説明できなくてもいいんです。

「きっと目立つ色だからだね」

今はこんな答えでもいいですね。

そしてお子さんが大きくなっていくにつれて、信号機の「止まれ」が赤だったり、自動車のストップランプも赤く、救急車や消防車の屋根のランプも赤いことを知っていきます。

学校では「大切なことは赤ペンで書きなさい」と言われ、テストの採点も赤色で行われます。

そして10年後、理科で「光」を学ぶとき、「信号の、赤・黄・青の色は、いずれも波長が長いため遠くからでも見えやすく、特に赤は波長が長く、また、視神経を強く刺激する色であるため注意を喚起する「止まれ」の信号に用いられる」と知って「なるほど」と「腑に落ちる」わけです。

お父さん、お母さんは、10年越しでお子さんが「なるほど!」と感じるのを楽しみに待てばいいですね。

お子さんが小さいうちは「不思議だね」「どうしてなんだろうね」と親子で不思議がる経験をたくさんすることが大切で、これが後々花開くお子さんの「理系アタマ」につながっていきます。

大人になると「当たり前」と思っていることでも、実は不思議なことは身の回りにたくさんあります。

それに気づかせてくれるのが、お子さんの「なんで〜」「どうして〜」だと考えると、お父さん、お母さんたちもあまり構えずに「自分もいっしょに不思議がればいい」と思えるのではないでしょうか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
家庭学習 / 子育て / 身のまわりの理科 / あと伸び / おうち理科 / 低学年 / 理科 2020年11月19日15時53分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
Copyright (c) 2008- 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.