オンラインセミナーとオンライン相談会でできること
■ オンラインセミナーに飛び入り参加
9月末、そして10月14日は日経DUALさん主催のウェブセミナー(講師は「塾ソムリエ」西村則康氏)に飛び入り(?)参加させていただきました。
セミナー後、西村則康氏とッスタッフの皆さんとパチリ。
セミナー後、西村則康氏とッスタッフの皆さんとパチリ。
あらかじめ、参加者の方からお子さんのテストの答案、問題用紙への書き込みなどをお送りいただいての「公開テスト分析」という企画。
僕たちが中学受験情報局で行っている「オンライン個別相談会」もそうなのですが、あらかじめ資料をお送りいただいて詳細に分析してからのご相談は、とても深いものとなります。
単なる一般論とは違って「このお子さんには具体的にこの解決法がよいはず」というレベルで相談にお答えできるので、とてもやりがいがあります。
■ 算数のテストを分析していて…
たとえば算数のテストを分析していると…。
式の途中に「□」がある、いわゆる逆算の問題を間違っている子がいるとします。
テストの問題用紙や計算スペースへの書き込みを詳細に追っていくと、いろんなことがわかります。
基本的な計算順序は正しいのだけれど、小数と分数の混合計算で「小数⇒分数」と変換していないために計算ミスをしているお子さん。
一方で、そもそも計算の順序がばらばらなお子さんもいます。
同じ問題を間違っているわけですが、アドバイスはまったく別のものになりますね。
■ 具体的な入試問題では…
具体的に、下記のような問題は①〜⑤のような手順で解いていきますが、①〜⑤の手順(一部入れ替えがきくところもありますが)がきちんと押さえられているなら、途中の計算でミスしていないかです。
(芝中2020年の入試問題ですので、解き方の方針が決まったとしても、作業の煩雑さはかなりのものです)
そもそも①〜⑤の手順がわかっていないのなら、逆算の基本部部員をおさらいしてあげる必要がありますね。
もちろんお父さん、お母さんが上記のような計算手順をすべてわかっている必要はありません。
ただ、お子さんの現状が「計算ミスのケアだけでいい」のか「少し基本部分に戻ったアドバイスや指導が必要」なのかを知っていただくのは大切なことです。
オンライン相談会は完全マンツーマンで行うため、上記のような細かな
アドバイスが可能になります。
担当する相談員の先生にとっても、参加いただくお父さん、お母さんにとっても少々「骨の折れる作業」なのですが、プロの先生と「骨の折れる作業」をすると、たくさんの発見や解決法が見つかるものです。
10月〜11月の相談会が数日後からまた始まります。
お子さんの学習上の心配やご相談があるご家庭は、よければ参加していただければと思います。