東京渋谷での天球授業、次回は10月「太陽と月の動き」です!
夏休みが終わりました。
今年の8月も、コスモプラネタリウム渋谷さんとのコラボ「中学受験で遊ぼう!辻・アインシュタイン・ホメ夫のわくわく理科実験」を20日(火)、21日(水)の2日間、開催しました。
昨年と同じく星の動きを立体的に、プラネタリウムの天球を使って理解するというイベントですが、子どもたちの笑顔が印象的でした。
星の勉強は「暗記」と思っている子どもたち、親御さんたちも多いのですが、実は星の運行を立体的に理解することは、とても難しいことです。
星たちは太陽と同じように、東の空からのぼって西の空に沈みます。
でも、太陽とはちょっとだけ違った動きをするんです。
・・・ほんのちょっとなんですが、その「ほんのちょっと」が実は大事なんです。
1日は24時間ですが、これは何をもとに決まっているか、ご存知でしょうか?
「地球が1回自転するのにかかる時間」
・・・ほぼ正解です。
「ほぼ」と言ったのがさきほどの「ほんのちょっと」です。
正確には、太陽が南中してから次の日に南中するまでの時間が、24時間。
「え、地球が自転するから、太陽がグルンと回ってまた南中するんじゃないの?」
・・・そうなんです。そうなんですが、地球が自転しながら太陽のまわりをゆっくりと回っている(「公転」ですね。こちらも「ほぼ」1年かかって回っています)ので、「ほんのちょっと」ずれるんです。
なかなか文章だけでは伝えきれないですが、「ほんのちょっと」違う理由は、地球が自転しながら太陽のまわりを公転していることに関係があります。
このことをしっかり理解してくれるだけでも、とても大きな価値があることなのです。
このイベントでは、天球、プラネタリウムというツールを使いながら、辻の身振り手振り(笑)、その他ボールや傘なども使って、すべてのお子さんに天体運行の不思議を体感、理解してもらうことを目的にしています。
肝心の「受験に役立つの?」ですが、とても役立つんです(^^)
10月には第2弾「太陽と月の動き」プログラムも開催します!
10月23日(水)、24日(木)です。
(すでにチケット販売中です)
みなさん、よかったら参加してくださいね。