日経Wアカデミー「親子で成長する学びの学校」に登壇しました
2019年7月22日、日経Wアカデミー「親子で成長する学びの学校」に講師として登壇しました。
集まった40数名のお子さん、そしてそのお父さん、お母さんたち。
お父さん、お母さんたちにも一緒に考えてもらいながら、一緒に授業を進めていきます。
「遊びながら学ぶ」が大きなテーマです。
一問一答的に「覚えるべきこと」を上から順に覚えていく・・・そんなことが理科の勉強なんじゃないよ、というのが僕からのメッセージです。
70分の授業では、アサガオから地球の公転と季節の変化の話題まで、様々なことを扱いますが、ただ覚えるためのものではありません。
この授業では、実は覚えるかどうかはどうでもよく、理屈や仕組み、因果関係などを知って「ああ、なるほど」と思ってもらうのが目的なのです。
3年生から6年生と幅広い学年の子どもたちが集まってくれたのですが、それぞれの年齢、学年なりに楽しめるところはあったようです。
3年生には、太陽の周りを公転する地球の位置と季節の関係は、少々難しい話題です。
でも「夏になると太陽が高いところにのぼる」ということは経験的に知っている子も多く、「太陽が高い⇒暑くなる」ということは納得できるのです。
今ひとつピンとこない子は、この夏ぜひ太陽を見上げてほしいと思います。
・・・といっても夏至を1月過ぎてしまいましたが。
アサガオやヒマワリ、ヘチマなどの花や葉っぱ、巻きひげもよーく見ておきましょう。
「8月はこんなに暑いのに、太陽は6月のほうが高いんだ」
「アサガオのつぼみは全部巻き方が同じなんだね」
そんな驚きも、理科の勉強を楽しくするスパイスです。
身のまわりのこと、自分を取り巻く世界についての興味、面白がる気持ちがあれば、理科の勉強ほど楽しいことはありません。
そんなことを少しでも伝えられたら、というのがイベントを通して伝えたかったことです。
イベント後、帰り際に満面の笑顔で「楽しかった!」と手を振ってくれた子がいました。
大人にとっても、不思議なことだらけの世界。
小学生の子どもたちにとっては、未知なるものが多すぎて、知りたいことで満ち溢れていることでしょう。
そんな子どもたちと「理科の冒険」ができる次の機会は「コスモプラネタリウム渋谷」での天空授業!
8月20日(火)、21日(水)開催です(^^)
お子さんたち、親御さんたちとの「理科の冒険」。楽しいひと時です(^^)
お子さんたち、親御さんたちとの「理科の冒険」。楽しいひと時です(^^)