溶解度計算の応用力をつけよう
■水温・水量・とける量
2019年になりました。
新年第1回目は、溶解度計算(もののとけ方)の応用問題について考えてみたいと思います。
前回「溶解度計算の基礎を身につけよう」でもお伝えしましたが、小数第3位、第4位までの計算などがバンバンでてくるので、その時点で「解く気力」をくじかれてしまうお子さんが多い単元です。
基本的な考え方、取り組み方は、問題に示される条件「水温・水量・とける量」を書き出して計算することです。
水に溶けるものの量(重さ)は、溶けるものが固体の場合、水温が高くなるほど多くなります。
また水の重さに比例します。
だらか、上記のように「水温・水量・とける量」を書き出して整理することが大切なのです。
■信じて計算しよう
溶解度計算の問題では、本質的には難しい問題は多くないのですが、嫌い、苦手というお子さんが多いのは、「がんばって計算しても答えが合わない」という経験による部分も大きいのではないかと思っています。
かけた労力に対する結果が出ないと、当然お子さんのモチベーションは下がります。
だから、できるだけ「一生懸命計算したのに間違った」という経験をさせないことが大切です。
「鶏が先か卵が先か」という話ではないですが、だからこそ「集中してミスのない計算を確実にする」という習慣をつけさせてあげることが大切です。
別のコラムでもお伝えしたように「めんどう」「しんどい」という気持ちをすべて捨てて、「マシン」になって計算するというマインドセットの上で取り組むことが効果的なのです。
動画では、溶解度計算の応用問題について、考え方、解き方のポイントを説明しています。
よければ参考にしてください。
よければ参考にしてください。