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ペットボトルで温度計づくり

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かしこい塾の使い方 2018年09月05日11時25分

暑い日もありますが、朝夕など秋の訪れを感じる日が多くなってきました。
台風などの影響もあり、日によって気温の変化も激しいですが、体調を崩さないよう過ごしたいですね。

さて、今回は「温度計づくり」です。
室内に温度計があるおうち、意外と少ないのではないでしょうか。

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部屋の温度の上下を、自分の作った温度計で確かめられると楽しいですね。

「温度計を作るなんて特別な材料が必要じゃない?」と思われるでしょうか。

実は意外と身近なものだけで、温度計は作ることができます。

今回は、”温度計作り”を学んでいきましょう。

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材料と作り方

〈準備するもの〉

・ペットボトル(500ml)
・ストロー(長いもの)
・キリ(今回はドライバーを使用)
・食紅
・水
・テープ
・ボンド


〈作り方〉

1.ペットボトルに水を入れます。4分の3くらいまで入れます。
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2. 1の中に食紅を入れます。
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3.ペットボトルの蓋の真ん中にキリ(ドライバー)で穴を開けます。ストローが入る大きさに穴を開けて、ストローを通します。
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4.ストローのすきまを埋めるようにボンドを塗ります。(ボンドは乾くまで待ちましょう。)
ボンドが乾いたら、ふたをペットボトルにかぶせ、ストローの先が水に3センチくらいつかるように調節します。

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5. 水を吸い上げます。フタから出ている部分の半分くらいの高さまで、色水をすい上げましょう。
1番難しい工程です。舌の先でストローをふさいで、色水が下に落ちないようにします。

そのままフタをしっかりしめましょう。
舌をはなして色水が下に落ちなければ成功です。
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フタのまわりにビニールテープをまいて、空気がもれないようにします。

色水は食紅を使用しているため安全ですが、気になるようでしたら、他の深めの容器に色水を入れ、ふた付きのストローを沈めて色水がふたの上まで上がったら、ストローの口を指で押さえたまま容器から出し、ペットボトルにふたをするとよいです。

これで完成です。

温度の変化

冷房の部屋、常温、暖房をつけたお風呂場でそれぞれ比較してみました。

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なぜ水の位置が変わるの?

空気には、冷えるとしぼみ、あたたかくなるとふくらむ性質があります。
(正確には、1℃につき0℃のときの273分の1ずつ増減します)

ペットボトルで作られた温度計は、その作用を利用しているのです。

ストローをセットして、しっかりと蓋を閉めることで密閉(みっぺい)したペットボトル。

中の空気が温められると、空気がぼう張し、水を押します。

するとペットボトルの中の水面は下がり、ストローの中に水が押し出される仕組みです。

空気のぼう張と収縮、勉強として習うと「ふうん」ですが、実際に作ったて体感してみるととても楽しいですね。
ペットボトルはいろいろな理科工作の材料になります。
みなさんもぜひなにか作ってみてください。

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かしこい塾の使い方 2018年09月05日11時25分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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