中学受験 夏の合宿は行くべき?
夏至も過ぎ、本格的な夏が近づいているのを感じる毎日です。
夏の予定、そしてその準備は順調に進んでいるでしょうか。
塾では当たり前のように夏期講習会が行われると思います。中には夏合宿のようなイベントがある塾もあります。数日間、どこかに泊まり込んで勉強するというものです。
こういったイベント、使い方やお子さんの状況によってはとても効果的なのですが、残念ながら逆効果になる場合もあります。
プラスに働く効果としては、日常と全く違った環境に置かれるため、お子さんのモチベーションが上がりやすいことでしょうか。小学校の修学旅行や林間学校もそうですが、親元を離れてのお泊りというだけで、子どもたちのテンションは上がるものです。
ただしそれもお子さんの性格次第で、まだ小学生のうちは外泊に慣れておらず、ホームシックにかかってしまう子も実際にいます。
合宿などがマイナスに働いてしまう代表的な場合は、「今それに時間と労力をつぎ込んでいる場合ではない」といったときです。
特に合宿などは、相当な時間と体力を使うものです。夏休みのうち、まるまる数日を費やせる機会は、高学年になるとなかなかないものです。その数日で、今までやりたかったけどできなかった苦手単元の特訓、たまったテストのなおし、志望校の過去問演習など、腰をすえて取り組むことができるのです。
どんなイベント、講座でもそうですが、すべては一長一短あるのです。
そう考えると、「合宿はなかば強制参加」という塾はどうでしょうか。。。
お子さんの現状に合わせてしっかり選びたいですね。