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中学受験 ゲーム・パズルは受験勉強に役立つのか

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家庭学習 2015年06月10日14時53分
中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」でご一緒に主任相談員をつとめさせていただいている、「塾ソムリエ」の西村則康さんが、「算数に強くなる! 小学生のナンプレ」という書籍を監修され、6月8日に刊行されました。(「かしこい塾の使い方」では、12日から発売記念キャンペーンを行うそうです。ご興味のある方はサイトを訪れてみてください。)
ナンプレに限らずですが、こういったパズルや古典的なゲームは、「視点を変える」という要素を持っているものが少なくありません。ある視点から正しいと仮定して思考を進めていて、行き詰まったときや堂々巡りになったとき、視点を変えるのはとても大切なことです。
学習において子どもは、経験が少なく複数の視点が持てないということが多々おこります。そんなとき、その迷路からうまく抜け出す糸口を掴ませてあげるのが講師の仕事ですが、あくまでも糸口をつかむ手伝いをするだけで、迷路から連れ出してあげるのではないのです。
子どもが自分の力で問題解決の一巡を経験するからこそ、次から地力で解決できるわけで、誰かに解決方法をすべて教えてもらって「作業」しただけでは、なかなかその力はつきません。
これが「よく分かる授業」と「成績が上がる授業」との違いで、「塾の授業はよくわかるというのですが、成績が上がりません」というご相談の多くは、教える側、教えられる側とも、このことに気づいていないことが原因です。
ゲームやパズルは、この「自力で解決の糸口とを見つけ出す」力を育んでくれるもので、同時に忍耐力、集中力も高めてくれます。「こっちから考えて行き詰まったから、まてよ、こっちからか?いやそうでなければ・・・」と自問自答、試行錯誤する作業そのものが論理的思考の練習であり、抽象的な学習への対応の練習そのものだからです。

簡単に答えがわからないからこそ考え、頭をひねることで快感が得られ、正解にたどりついたときに大きな歓びが得られるのです。
今はいろんな場所でいろんなものが簡単に手に入ります。
良質なものを試してみるのもよいですね。

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6月の海。夏はすぐそこです。

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家庭学習 / かしこい塾の使い方 2015年06月10日14時53分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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