おとなになったら忘れてしまうこと
まだまだ暑いですが、だんだん日も短くなり、
朝夕は涼しい風が吹くようになりました。
私は相変わらず、毎朝プールで泳いでいます。
さすがに全身運動、最初は全然泳げませんでした。
25mプールの端から端まで泳いだら、ハァハァいっていました(笑)。
でもだんだん慣れてきて、最近は2kmほど泳いでから、
一日をスタートさせるようになっています。
お子さんたちの夏の学習も、リズムよく進んでいるでしょうか。
さて、今回は少し勉強から離れて、
お父さん、お母さんの子供の頃を思い出してみましょう。
楽しい思い出、そうでもない思いで、いろいろあると思いますが、
みなさんのお父さん、お母さんの、
つまり、お子さんたちのおじいちゃん、おばあちゃんたちが
現役のお父さん、お母さんだったとき、
みなさんは、どんなときに「嫌だなぁ」と思いましたか?
電車の中などでお子さんに
「ちゃんとしてちょうだい。」
と声をかけているお母さんを見かけることがあります。
お母さんとしては、公共の場所だから、回りのみなさんに
迷惑をかけないように、最低限のマナーを教えてやらなくては、
という思いがあるのだと思います。
しかし「ちゃんとする」ということが具体的にどうすることなのか、
お子さんには伝わりません。
私が子供の頃、「嫌だなぁ」と思ったのは、こういうときでした。
そう多くはなかったのですが、どこかへ出かけた時とか、
母親も緊張していることが伝わってくるようなときでした。
「電車の中では、みんなが困らないように、静かにしようね。」
こう言えば、お子さんも何に気をつければいいかがわかります。
でも、たとえばお子さんが急に大きな声を出したとか、
そんなときに、焦りとか、恥ずかしさとか、周りの人への
申し訳なさとか、いろいろな感情が一気に出てきてしまって、
ついつい
「ダメ!」
と言ってしまうことはあると思います。
これはもう、ある程度は仕方ないですよね。。。
でも、ご家庭でお子さんと接している時だったら、
お父さん、お母さんにも余裕があります。
どうしてダメなのか、お子さんに何を期待しているのかを
きちんと伝えてあげれば、お子さんもきっと答えてくれるはずです。
小学校も高学年になると、お子さんも結構大人の話がわかります。
理由を話し、親がお子さんに対してどうすればいいと考えているかを
きちんと話す習慣を心が得れば、
親子関係が「ちょっと大人の関係」になりそうですね。
街角で遭遇、カメラを向けるとファイティングポーズ。さすが肉食です!