苦手を克服しよう
5月も下旬にさしかかり、春と言うよりも初夏を感じさせる陽気の日も多くなりました。
6月にはプール開き、楽しみに待っているお子さんもいるのではないでしょうか。
大人はどうしても「暑くなって大変ですね?」なんて挨拶するように、
特に夏と冬は「暑さ、寒さで大変な季節」と感じてしまいがちなのですが、
お子さんたちは違います。
気温の高まりとともに、ワクワク感も増していることでしょう。
そういう感覚を、私も無くしたくないなといつも思っています。
お父さん、お母さんたちは、元気いっぱいのお子さんたちの、
体調管理をしっかりしてあげてくださいね。
さて、先日、仲間の先生方と話をしていて、
「お子さんの成績が一気に上がる時って、どんな時だろう」
という話になりました。SS-1に通うようになって、急に成績が上がるお子さんも多いのですが、
ではどうして急に成績が上がるんだろう、ということです。
私はよく、お父さん、お母さんに、
「子供の頃、新しい文房具を買った時に、『よし、頑張って勉強するぞ!』と張り切った
記憶はないですか?」
とお聞きします。
ほとんどのお父さん、お母さんは、「ああ!ありましたね?!!」とお答えになります。
私もそうでした。
新しい筆箱、新しい鉛筆、新しいノート・・・
「よ?し、この新しいノートで、頑張るぞ?!!」って(笑)。
お子さんが初めてSS-1に来るときも、まさにそんな気持ちいっぱいで来られます。
ドキドキワクワクで、目はキラキラと輝いています。
私たちは、初めてお子さんと一緒に授業をする機会、つまり体験授業の時が
お子さんの苦手科目や苦手な単元を克服する、大きなチャンスだと考えています。
「わかった!」
とか、
「そんなに難しいことじゃなかったんだ!」
「嫌いだと思っていたけど、面白い!」
こう感じさせてあげる事が出来れば、苦手克服は目前です。
こうなれば、自分からその科目や単元に取り組むことができる気持ちになりますから、
走りはじめた自転車のように、バランスを保つことができるようになります。
お子さんの
「この新しい環境で、頑張って勉強するんだ」
という気持ちが、結果を後押しするんですね。
さて、夏までに、苦手単元を1つでも克服するために、
新しいノートを買ってみましょう。
お子さんが気に入ったものがいいですね。
「◯◯算 征服ノート」とでも名前をつけましょうか。
お子さんが4先生とか5年生で、お父さん、お母さんが教えられる教科内容であれば、
ぜひ夏までに、ご家庭でチャレンジしてみてください。
まっさらなノートと鉛筆で勉強するお子さんの眼差しをじっくり観察すると、
苦手克服のヒントが見えてきます。
6先生で学習内容もハイレベルで大変!という場合は、プロの手を借りるのもいいですね。
個別などの体験授業に参加されるなら、ぜひお父さん、お母さんも授業を見学し、
お子さんがいきいきと学習する姿を見てあげてください!
意欲に満ちた状態で夏を迎えさせてあげたいですね。
港区 自然教育園にて。こんな森が街の真ん中にしっかり残っているなんて・・。
お子さんが小さいなら、毎日でも連れてきてあげてください。きっと植物博士になります。
多くの植物に、しっかり植物名と科名の札が付けられていて、本当に素晴らしい場所です。