浜学園の使い方2点
5月ももう終わり、明後日からは6月ですね。
関東地方も昨日梅雨入りした様子で、今日も小雨がぱらついています。
この時期美しいのはアヤメ科の花。アヤメの学名は「Iris」これはギリシャ語で「虹」という意味なんだそうです。
雨後の虹を思い起こさせる、優雅な名前ですね。
さて今回は、浜学園のカリキュラムについて考えてみましょう。
浜学園のカリキュラムは、進学塾としては王道、典型的な形態のものだと思います。
導入授業で習った内容を、家庭で復習(宿題演習)してくることで理解を深め、
次回の復習テストで理解度を判定する、というもので、この復習テストと月1回の
公開学力テストの結果によって、クラスが決定するというシステム。
4年生、5年生、6年生と繰り返し同じ単元を学習する「スパイラル学習」というスタイルも、
今ではほとんどの学習塾で取り入れられている学習方法ですね。
浜学園のカリキュラムの活用上の注意点は2つ。
まず1つ目は、他の多くの学習塾の注意点とも同じなのですが、スパイラル学習についてです。
スパイラル学習は、何度も繰り返し同じ単元を学習するというものです。
繰り返し学習すると言われると、一度習ったときにわからなくても、
また同じ単元を学習するから大丈夫、と考えてしまいがちなのですが、
学年が上がると同じ単元でも学習内容のレベルは当然高くなり、
一度理解ができなかった単元の取り返しは難しくなってしまいます。
今ひとつ理解が進まなかった単元については、次に出てくるまで待つよりも、
早めに解決しておいたほうがよさそうです。
そして2つ目は、夏期講習についてです。
もうすぐ夏になりますので、今のうちから意識しておきたいのですが、
浜学園のカリキュラムでは、夏期講習期間も平常授業が続いていくのです。
多くの塾では、夏期講習のカリキュラムは今までの復習。
これまで習った中で、特に重要な単元などがカリキュラムに含まれているはずですが、
浜学園ではこれと並行して平常授業も行われるのです。
つまり、夏休みの間は総復習をしながら新しい単元を習い続けるわけですね。
当然両方の講座で宿題が出るわけですから、かなりハード。特に6年生は宿題量も大変です。
体調管理などについても注意が必要ですね。
どの学年のお子様にとっても、夏休みは大切です。
お通いの塾のカリキュラムを早めに把握して、実り多い夏にしましょう!
梅雨時期の鬱陶しさを「趣」と感じさせてくれる、アヤメの仲間たち。花のつくりをよく観察してみましょう。
以外にチューリップ(ユリ科)なんかと共通点があるんですね。