1か月先を考える
4月になりました。
すっかり春らしくなりました。
お子さんたちは、春休みまっただ中ですね。
春期講習に通っているお子さん、ご家庭中心に学習を進めているお子さん、
それぞれ頑張っていることと思います。
しっかり春休み明けの学習の準備を進めていきましょう。
今年は桜の開花が早かったので、
もう葉桜の状態になっているところが多いですが、
生命力を感じさせる若葉をつけた桜の木もいいものですね。
さて、中学受験に限らず、1か月後の学習予定を立てておくことが
学習を上手く進めるコツの1つと私は考えています。
たとえば今なら、ゴールデンウィーク。
どう使いましょう?
もちろん、受験生であっても「旅行に行く」という選択肢があってよいと
私は考えています(旅行だと、すでに予約されている方が多いでしょうが)。
でも学習となると、何をしようとか、塾の講座に行かせるかどうかとか、
けっこう今の時点では曖昧な方が多いと思います。
そもそもゴールデンウィークの間、塾の平常授業ってあるの?
ゴールデンウィークの間、何か特別な講座があるの?
とか。
塾によって、ゴールデンウィークの間の講座の有無はさまざまです。
またその内容もさまざまです。
たとえば6年生だけ特別な講座があり、他の学年は休みになる塾もありますし、
ゴールデンウィークも関係なく、平常通りカリキュラムを消化していく
塾もあります。
大切なことは、お子さんがお通いの塾では授業があるのか、
あるならどんなことをするのか、前もってしっかり掴んでおくことです。
気をつけておきたいのは「テストゼミ」の類いです。
皆で集まって、どんどんテストをやって、その解説が行われる、
あるいは個々に監督の先生のところにできたテストを持っていき、
採点してもらうとか、そんなタイプの講座です。
これってお子さんは(どんどん問題をたくさん解くので)
とても勉強した気分になりがちなのですが、
「やりっ放し」の傾向が強い講座だと、あまり実質的な意味がありません。
このあたりは、よく塾の先生に質問してみるとか、
先輩の受験生を持つお母さんが知り合いにいれば、
聞いてみるのもよいと思います。
今年のゴールデンウィーク、お子さんたちの学校は3日?6日まで、
連休になるところが多いはずです。
春休みの過ごし方の振り返りと反省を活かした計画を立ててみてくださいね。
私のお勧めは、たとえ6年生でも、1日は「しっかり遊ぶ」ということです。
広い場所へ行って走り回るだけでも、お子さんにとっては
リフレッシュになるはずです。
新宿御苑。もともと内藤清成という江戸時代の大名の屋敷跡だったそうです。
周囲3.5kmの大庭園は気分をリラックスさせてくれます。