4月に公開が難しくなる!?
すっかり春めいて、桜の花も咲き始めています。
一気にいろいろな生き物が活動を始め、賑やかになる季節ですね。
先日、新宿御苑を散歩していたら、早くもシジミチョウのなかまを見かけました。
急に暖かくなったので、さっそく羽化したんですね。
可憐な姿で飛んでいました。
さて、私たちの生活も、春はあわただしくなります。
もう間もなく春休み、それが終わるとお子さんたちは学校での学年が上がります。
塾ではもう2月から新しい学年になっているんだから、
4月になってもあまり変わったことはないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、意外にそんなこともないんです。
塾では、2月、3月はどの学年も比較的「軽い」単元の学習が多く、
4月から本格的な学習が始まる、といった傾向があります。
また公開テストも、4月から急にレベルが上がる傾向にあります。
これは、「公開」ということに関連していて、
外部から受験するお子さんにとっては、2月、3月はまだ前の学年ですから、
新しい学年向けの難しい問題の出題は控えられる傾向がある、ということです。
つまり4月から、本格的に新学年対象の問題レベルに設定されるとうことです。
このことを全く知らずに公開テストを受けて、
たとえば長くなった国語の長文に対応するのに時間配分をミスしてしまったり、
算数では「テストの前半には難しい問題は出ない」
という低学年向けの対応をそのまましてしまう、
といった理由で調子を崩すお子さんが出てきます。
このことはお子さんに事前に知らせてあげましょう。
「4月から公開が少し難しくなるらしいよ。」
くらいの情報を与えておいてあげるだけでも、ぜんぜん違います。
できることなら公開テストの過去問を入試して、
一度演習させてあげるのがよいですね。
春爛漫、お子さんの学習もぐんぐんと調子を上げていけるといいですね!