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グラフの制覇⑧

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中学受験 2012年10月25日18時05分
街ではコートを羽織った人も見かけるようになってきました。

おしゃれな人はいろんな変化に敏感ですね。

すっかり肌寒いこのごろです。


首都圏の入試までいよいよ100日を切り、受験生たちも気が
引き締まってきているのではないでしょうか。


さて、今回は「グラフの制覇」でやり残した問題に気付いたので
パート⑧です!

ではさっそく。

【問題】
下の図は、ある植物に光を当てたときに、植物体内のでんぷんの量が
どのようになるかを示しています。たてじくの+は、植物体内ででんぷん
が増加することを、-はでんぷんが減少することを表しています。

この植物を1日のうち10時間は光の強さ6の場所におき、残りの14時間
は真っ暗なところに置くと、この植物体内のでんぷんは、日あたり何mg
増加または減少するでしょうか。
 
20121025_01.jpg
 
 
【解答・解説】

グラフで、光の強さが0のときに植物体内のでんぷん量が20mg減少しているのは
呼吸しているためです。呼吸にエネルギーを使うんですね。
呼吸は1日中行われていますから、

20 × 24 = 480mg

のでんぷんが、呼吸によって使われ、減少します。

光があたっている10時間に関しては植物は光合成で1時間あたり

20 + 40 = 60mg

のでんぷんをつくり出しています。

ですから

60 × 10 = 600mg

のでんぷんが植物体内にできます。

だから、

600 - 480 = 120mg

のでんぷんが、植物体内に残ることになりますね。

こたえ 120mg増加する


グラフを
 
20121025_02.jpg

と読み取ることが大切なんですね。

さて、10月18日に発売された「プレジデントファミリー12月号」
の付録「頭がよくなる理科ドリル」の作成を担当させていただいたんですが、
好評のようで、とても売れているそうです。
興味のある方、売り切れる前に急いでくださいね!
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中学受験 2012年10月25日18時05分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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