甲陽理科の難しさ・楽しさ
甲陽学院の2012年度理科を解いてみました。
甲陽といえば、理科の難しい学校ということで定評がありますが、今年も受験生泣かせの難問揃いです。
まずは大問1、例年生物分野の問題が出題される1枚目ですが、今年もそうです。ほぼ純粋な知識問題と言ってよいと思います。
2は地震についての問題。近年よく出題される分野でもありますね。
3は浮力、5は電磁石と単元は違いますが、比較的解きやすい問題です。
甲陽で難解なのはやはり化学分野。4と6はハイレベルでした。ある部分をクリアしないと、そこから先は解き進めることができないようなつくりになっています。化学が苦手なお子さんは、大問の大部分が解けないことに、かなりの焦りとプレッシャーを感じる場面に遭遇することもあるでしょう。
しかし、満点を取らなければならないわけではありません。そう思い直し、落ち着きを取り戻すことができた受験生は、本来の力が出せたかもしれませんね。
取るべきところはしっかり取り、捨てるべきところは捨てる。
言うのは簡単ですが、テスト中に実行するのは難しいものです。
その練習をするのに最も適した材料は何かと、もしも誰かに聞かれたら、やはり私は甲陽の過去問とお答えすると思います。
もしもお子さんが甲陽学院を志望しているなら、20年分くらいを解きこむ価値は十分にあります。理科が得意、大好きなお子さんにとっても、解き応えじゅうぶんです。
甲陽といえば、理科の難しい学校ということで定評がありますが、今年も受験生泣かせの難問揃いです。
まずは大問1、例年生物分野の問題が出題される1枚目ですが、今年もそうです。ほぼ純粋な知識問題と言ってよいと思います。
2は地震についての問題。近年よく出題される分野でもありますね。
3は浮力、5は電磁石と単元は違いますが、比較的解きやすい問題です。
甲陽で難解なのはやはり化学分野。4と6はハイレベルでした。ある部分をクリアしないと、そこから先は解き進めることができないようなつくりになっています。化学が苦手なお子さんは、大問の大部分が解けないことに、かなりの焦りとプレッシャーを感じる場面に遭遇することもあるでしょう。
しかし、満点を取らなければならないわけではありません。そう思い直し、落ち着きを取り戻すことができた受験生は、本来の力が出せたかもしれませんね。
取るべきところはしっかり取り、捨てるべきところは捨てる。
言うのは簡単ですが、テスト中に実行するのは難しいものです。
その練習をするのに最も適した材料は何かと、もしも誰かに聞かれたら、やはり私は甲陽の過去問とお答えすると思います。
もしもお子さんが甲陽学院を志望しているなら、20年分くらいを解きこむ価値は十分にあります。理科が得意、大好きなお子さんにとっても、解き応えじゅうぶんです。