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文章全体の読み方 ~後編~

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国語の学習 2013年04月06日10時00分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。


春らしい暖かな日が増えてきました。

木の芽がほころび、虫たちが飛び交っています。

街中には、
入学式、入園式を終えたばかりの
初々しい子供たちの声が広がっています。

やはり春は気持ちがワクワクしますね。

この季節、勉強でも壁を乗り越えて、
新しい力を得て行ってもらいたいと思います。

さて前回から、
「国語の学習で絶対に欠かせないこと」をお話しています。
国語の学習で絶対に欠かせないこと①≪文章全体の読み方 ~前編~≫

文章を読むには
文章ジャンルごとの構造を理解しましょう、
ということをお話ししました。

今日はもう少し具体的に考えてみましょう。

読むのが早いのに、
内容についてもきっちり押さえられている人っていますよね。

そういう人は例外なく、
文章ジャンルごとの組み立て方の決まりを理解している人です。

そういった人は、文章を読み始めてすぐに、

「これは、論説文だな」
と判断し、

「ということは、最初の1~3段落あたりで文章全体の話題をつかむ必要があるな」
と意識し、

「別の話題が出てきた、これは”対比”かな?”並列”かな?
それとも実は具体例なのかな?」
といった判断をしつつ、

文章の中盤を過ぎたあたりで、

「もともとの話題は~~で始まったけれど、
今は==の話が中心になっているな。
結論にどうつながっていくのか、
気をつけて読むことにしよう。」

などと注意を払うこともでき、

文章の最終段落を読みながら、

「やはり~~の話題でまとめに入ったか。
つまり筆者が言いたいのは、”~~は・・・・・だ”ということだな」

と、文章全体を頭の中で整理できているものです。

そうした人が文章を読んでいる時の、目の動きに注目すると、

文書を最後まで読み終えた後に、
さっと文章の先頭を確認していることにも気づくでしょう。

最初と最後をつなげ合わせているのですね。

いかがでしょうか。
皆さんは、文章を読む時に文章構造を意識しているでしょうか。

次回からはより具体的に、
文章ジャンルごとの構造を説明していきたいと思います。

「文章を読むのが苦手」
という方にはお役にたつ内容だと思いますので、
ぜひチェックしてみてください。

それでは今日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!
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国語の学習 2013年04月06日10時00分
主任相談員の小川大介
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である小川大介が中学受験に関するご家庭でのお悩み解決を中心に様々な情報をお届けします。
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