国語の点数を上げる!~自分のつまずきポイントを絞り込もう~
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。
夏休みも3分の1が過ぎました。
生活リズムは整っていますか?
誰でもこの時期になると、
少し中だるみをしてきます。
集中して勉強した後に、
少々のんびりすることは構いません。
その時間に脳がさっき学んだことを
自動的に整理してくれます。
でも、中だるみ感が出て、
朝起きる時間がいい加減になったり、
夜寝る時間がまちまちになるのは
あまりお勧めできません。
体内時計が狂ってしまうと、
日中の集中力も落ちてしまうからです。
中だるみ対策として、
「朝・晩のリズムは保つ」
ようにしてください。
さて今日も、国語の学習ノウハウを
お話ししようと思います。
前回はこちら→物語文の攻略③ ~なんで選択肢なんか間違うの?~
カテゴリ一覧はこちら→国語学習で絶対に欠かせないこと
今日は中だるみ気分をシャキッとしていただくため、
私が授業する際に、学年を問わず、
必ず指導するポイントをお話します。
≪国語の問題で点数を取る手順≫
1.本文の大意をつかむ↓
2.設問が何を求めているか、意図をつかむ。
(条件がいくつあるか、数える)
↓
3.本文のどの範囲を読めば回答できるのか、判断する。
↓
(設問を再確認する)
↓
4.解答の要素を拾い上げる
(選択肢なら、着目する表現をしぼる)
↓
5.答える
さて、お子さんが国語の問題を解いている様子を、
じっくりと観察してみましょう。
意識的に実行できているステップはどこでしょう?
意識できていないステップはどれでしょう?
多くのお子さんは、そして親御さんも、
文章の大意をつかむことには力を入れています。
しかし、2の「設問の意図をつかむ」ステップはどうでしょう。
「条件がいくつあるか整理する」という視点で、
設問文に向き合えている子は少数派ですね。
また、3の「範囲」をはっきりと定めている子も
なぜか少ないですね。
なんとなく傍線の近くを読んだり、
大事そうな言葉の周辺をなんとなく読んで答える。
だから、着眼点は悪くなかったのに、
読みとった部分が狭すぎて解答不十分になったり、
次の段落を読み落としたために
反対の意味でとらえてしまうといったことが
起きるのですね。
1~3までは心がけられているのに、
4を飛ばして、いきなり5に行こうとする子もいます。
それぞれがお子さんの「つまずきポイント」です。
つまずきポイントを特定できたら、
問題を解くたびに、そのポイントに意識を払えばいいのです。
今まで点数が取れなかった理由が、
つまずきポイントにありますから、
そこを乗り越えられれば、
点数はアップするということになります。
いままでどうやっても国語の成績が上がらなかったお子さんが、
SS-1の国語指導を受け始めて、1~2ヶ月の間に
一気に成績を上げてしまうということは良くあるのですが、
その秘密の1つが、この「つまずきポイントの特定」です。
本物のプロ講師は、
生徒の答案用紙、ノートを点検することで、
その子の解答手順の問題点を見極め、
指導時に目の前で生徒の様子をより細かく観察することで、
高い精度でつまずきポイントを絞り込んでいくのです。
努力しているはずなのに点数が上がらないとすれば、
そこには必ずつまずき理由があるものです。
お子さんのつまずきポイントをすぐに発見し、
努力が点数に直結するよう手伝ってあげてください。
それでは今日も、
正しい方法を学んで、
お子さんの可能性を
拓いていきましょう!
正しい方法を学んで、
お子さんの可能性を
拓いていきましょう!