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公共施設は体験学習の宝庫!

声かけメソッド 2013年05月07日10時00分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。


ゴールデンウィーク明けの今日、皆さんはいかがお過ごしですか?

東京はすっきりとした青空が広がり、目に気持ちいいですね。
やや強く吹く風も、連休明けの心と体を目覚めさせるにはちょうど良い気がします。

家族旅行に行った人も
勉強漬けだった人も
連休が明けて通常の日々が始まる、このリズムの切り替え時を上手く乗り越えてください。

連休中の充実した気分と思いは体の中に大切にしまいましょう。
フル充電した電池を胸の電池ボックスにカチッと装着して、エネルギーが体の中から湧いてくるイメージです。
この連休中の体験や経験が、今から夏にかけてきっと力になってくれます。
まず今週の残り5日間を満足のいく日々にしていきましょう。

私にとっては仕事が中心のゴールデンウィークだったのですが、2日だけお休みをいただきました。
子供をどこに連れて行こうか考えて、選んだのは上野。
どうせどこに行っても混んでいるなら、広々とした上野公園で公共施設のはしごをしようという計画です。

まず向かったのは、下町風俗資料館
あまり知られていないのか、連休真っ只中の4日にも関わらず館内は人影もまばら。
おかげで展示物をゆっくりと堪能することができました。

こちらの魅力はなんといっても、明治、大正の下町風俗に直接触れられることです。
入ってすぐに、昔ながらの公衆電話、大八車がお出迎え。
商家に上がって、番頭気分にひたることもできます。

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息子は算盤に興味が惹かれたようで、パチパチと売上をはじいていました(笑)

その向かいには井戸があり、なつかしの洗濯板を手に取って、洗濯のまねごともできます。

ちゃぶ台を前に長屋暮らしを疑似体験。

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駄菓子屋も大人にとっては懐かしく、子供にとっては新鮮で不思議な世界。

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銭湯の番台に上がることもでき、

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下町カフェで昔ながらのパズルに興じることもできます。

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他にも、蓄音機、円形の反射型ストーブ、ブリキのおもちゃ、すりこぎ竹とんぼ、など
子供達にとっては(年代的に私もですが)本の中でしか触れることのない風俗が、館内にあふれています。

展示品の多くが実際に触れられるいうのは、本当に素晴らしいことですね。
手作りの玩具やパズルでいつまでも遊んでいられるので、子供連れだと2時間ぐらいは優に居られそうです。

遊ぶうちに、子どもはその時代の空気に直接触れ、当時の子どもの気分を追体験しているのかもしれません。
こういう体験をしているかどうかで、開成や桜蔭、桐朋などの昭和前期を舞台にした出題への対応力も随分変わってくるでしょうね。


さて、大満足で下町風俗資料館を後にし、ランチを済ませた後に向かったのは、国立科学博物館

予想はしていましたが、ものすごい人人人で、「シアター360」は早々に断念。
今回のお目当ては、地球館2階での「かはく・たんけん教室」の「アンモナイトのレプリカづくり」です。
限定80名なので、早い人は1時間以上前から並ぶとか。
私たちが行ったときにはすでにかなりの行列でしたが、なんとか整理券を手に入れることができました。

アンモナイトについての講義を受けてから、樹脂を型に押し付けて化石標本のレプリカ作りに入ります。

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科博では、ボランティアの方がサイエンスガイドとして子供たちの好奇心に応えて下さるのですね。
親では説明しきれないことも、専門的に分かりやすくお話しして下さるのでありがたい限りです。

そうして出来たのがこれ。

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館内のアンモナイト展示についてのガイドマップもついてきて、体験を点から線、線から面へと広げる工夫がなされているのは、さすが科博です。

恐竜の化石、フタバスズキリュウの展示、宇宙への誘い、電子機器の発達の歴史など、見どころ満載の国立科学博物館ですが、
幼児から小学生のお子さんには、この地球館2Fの「探究コーナー」が特におススメです。
てこの原理、静電気の性質、通電性、光の屈折など、物理学のあれこれが楽しく体感できるようになっているので、誰でもあっという間に理科好きになるんじゃないでしょうか。


まだまだ見足りないところで「また来ようね」と声かけして、科博を切り上げて最後に向かうは上野動物園

この日は「無料開園デー」だったので、いつもとは比べ物にならない混み具合。東京ディズニーリゾートといい勝負(笑)
いくら息子が動物好きだとしても、混みあった中でちらちらと眺めるだけなら避けるのですが、
今回は強い味方を手に入れていました。

携帯端末「ユビキタス・コミュニケータ」です。

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園内の動物それぞれについて、飼育員の方による音声ガイド、園長の動画解説、給餌の様子、動物クイズなどが提供される端末です。
動物たちそれぞれの柵に設置されたパネルにかざして初めて情報が出てくるので、
子どもにとっては宝探しゲームの気分。
「オカピ、ゲットぉ~!」「ハシビロコウもゲットぉ~」と、1人で走り回っていました。

ベンチに腰かけて端末で動物の解説を見て、
気になるところがあれば「ホントかな?」とまた動物を実際に確認しに行って、
ができるのは、理想的な学びですね。

携帯端末の貸し出しについてはご存じない方の方が多いようですが、
せっかく上野動物園に行くなら、時間を合わせて「ガイドツアー」に参加するか、
この携帯端末を利用することをお勧めします。
体験の深まり方が随分違ってきますよ。

それにしても改めて思うのは、今の公共施設はサービスのレベルが昔とは比べ物にならないということです。
施設のサービスレベルが高いか低いかは、子供連れで行けばてきめんに分かりますね。
子どもたちの目がキラキラと輝いているかどうか。
施設を運営する方々が、子ども達に(むかし子どもだった大人たちにも)充実した体験をプレゼントしてあげようと、どれだけ思っているかは、子どもにはすぐに伝わります。

思いのある施設では、子どもはその世界を楽しみ、理想的な学びへとつなげていくものです。
公共施設は体験学習の宝庫なんですね。
次のお休みの日、家族でどこに行くか決まっていない方は、お近くの公共施設を調べてみて下さい。
その際、ホームページが設置されているなら隅々まで目を通すことをお勧めします。

あまり知られていないけれど、価値あるサービスが隠れているかもしれませんよ。

それでは今日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!
声かけメソッド 2013年05月07日10時00分
主任相談員の小川大介
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