「習い事が多すぎて時間がない!」と嘆く前に
こんばんは!
SS-1の小川です。
今日もいい天気でしたね!
昼前から汗ばむほどの陽気で、
家の前の遊歩道でも桜が見事に咲き誇っていました。
東京のSS-1は、火曜日は休館日となっているのですが、
私と辻先生は、今日も成城学園前教室に出向いておりました。
会員の皆様がより一層学習に集中できるよう、
教室環境を整えていたのです。
子供たちには快適な環境で、
集中させてあげたいですからね。
さて「集中する」といえば、
ここ最近の学習カウンセリングで、
立て続けに同じ内容のご相談を受けています。
それは、
「習い事が多すぎて、勉強時間が十分に取れない」
というお悩みです。
「子供の可能性を拡げてやりたい」
「子供が『やってみたい』ということは、制限したくない」
といった気持ちから、
子供を応援しているうちに、
習い事が2つ、3つと増えていくのはよくあることです。
「塾が忙しくなってきたら、
習い事は少しずつ減らしていけばいいよね」
とお考えの方も多いことでしょう。
ところが、いざ勉強が忙しくなってきた時に、
「どれも辞めたくない!がんばれる!」
と、習い事を減らすことに対して
子供が頑なに拒絶することがあります。
子供の自主性を重んじ、
可能性をできるだけ拡げようとがんばってきた
お父さん、お母さんにとって、
子供に「頑張れる!」と言われると弱いんですよね。
「本人がそういうのなら」
ということで、
結局全部をそのまま続けさせてしまう
・・・ということになりがちです。
これは、ピアノやサッカー、英会話などに限らず、
勉強系の教室も同じことです。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、
小5や小6のお子さんで、
サピックスに通いながら、
「〇〇算数教室」と
「〇〇先生の算数教室」と
「〇〇先生の国語教室」
などの単科指導の塾を2つも3つも併用した挙句に、
「宿題が多すぎて全然回らないんです。
塾の成績もだんだん下がってきて、
どうしたらいいんでしょう?」
とSS-1へご相談にいらっしゃる方が、
何人もいらっしゃるのです。
たしかに、
子供の可能性は大人の想像を超えているところがあり、
「さすがにムリじゃないかな?」
と思えることも、
「やる!」と決めたら、やれてしまうこともあります。
身近にそういうお子さんがいると、
なおさら「うちの子も・・・」と、
願望に近い期待を持ってしまうのもまた親心といえるでしょう。
しかし、現実問題として、
今目の前の日々が消化不良のまま、
負担感を伴って過ぎているのであれば、
一度整理をかけてあげるのが親の責任です。
なぜなら、
負担感を伴って過ぎていく日々の中には、
「成功体験」がないからです。
あれもこれも両立できている子は、
苦労を重ねながらできるようになったのではなく、
もともと、
「両立できるイメージをはっきりと持っていた」
から両立できているのです。
成功体験を上手く重ねているから、
「普通に」(できている子はこの言葉をよく使います)やっていたら、
できちゃっていた。
これが、なんでもできる子の実像です。
逆に、今の日々が上手くいっていない子は、
その成功体験が生まれてきていないわけですから、
「両立できるイメージ」を持つことができません。
その状態で、
「続けていれば、いつか上手くいくかもしれない」
と親が待ち続けると、
子供は空回りを続けてしまい、
もともと出来ていたことまで出来なくなってしまう恐れがあります。
子供の可能性を本当の意味で伸ばしていくには、
決断すべき時に決断できる力を、親自身が持っている必要があります。
「この子の親として、自分が最も大切だと考えていることは何だろう?」
と、ご自身に問いかけてみて下さい。
あれもこれも湧いてくるようなら、
集中して、
本当に大切な一つを見つけ出してください。
中には、わが子自身のことよりも、
他のお子さんのことばかりが意識されてしまって、
そんな自分に戸惑ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
それもまた親心です。
自分自身の心を受け入れ、
改めて、わが子を中心に考え直していきましょう。
その習い事や教室が、
わが子のことを真剣に考えて選び出したものであったとしても、
親の願望がわが子自身の今の姿よりも先に立ったとたん、
親のエゴに変わってしまう。
わが子の可能性を目一杯伸ばしてらっしゃる
お母さん、お父さんに共通する力。
それは、
「誰よりも、わが子のいいところをたくさん知っている」
「誰よりも、わが子の内面を理解している」
という点にあります。
わが子と自分の『最優先事項』は何か、
はっきりと見定めて、明日からもまたお子さんを支えてあげてください。
SS-1は、がんばるお母さん、お父さんをいつも応援しています。
それでは明日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!
SS-1の小川です。
今日もいい天気でしたね!
昼前から汗ばむほどの陽気で、
家の前の遊歩道でも桜が見事に咲き誇っていました。
東京のSS-1は、火曜日は休館日となっているのですが、
私と辻先生は、今日も成城学園前教室に出向いておりました。
会員の皆様がより一層学習に集中できるよう、
教室環境を整えていたのです。
子供たちには快適な環境で、
集中させてあげたいですからね。
さて「集中する」といえば、
ここ最近の学習カウンセリングで、
立て続けに同じ内容のご相談を受けています。
それは、
「習い事が多すぎて、勉強時間が十分に取れない」
というお悩みです。
「子供の可能性を拡げてやりたい」
「子供が『やってみたい』ということは、制限したくない」
といった気持ちから、
子供を応援しているうちに、
習い事が2つ、3つと増えていくのはよくあることです。
「塾が忙しくなってきたら、
習い事は少しずつ減らしていけばいいよね」
とお考えの方も多いことでしょう。
ところが、いざ勉強が忙しくなってきた時に、
「どれも辞めたくない!がんばれる!」
と、習い事を減らすことに対して
子供が頑なに拒絶することがあります。
子供の自主性を重んじ、
可能性をできるだけ拡げようとがんばってきた
お父さん、お母さんにとって、
子供に「頑張れる!」と言われると弱いんですよね。
「本人がそういうのなら」
ということで、
結局全部をそのまま続けさせてしまう
・・・ということになりがちです。
これは、ピアノやサッカー、英会話などに限らず、
勉強系の教室も同じことです。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、
小5や小6のお子さんで、
サピックスに通いながら、
「〇〇算数教室」と
「〇〇先生の算数教室」と
「〇〇先生の国語教室」
などの単科指導の塾を2つも3つも併用した挙句に、
「宿題が多すぎて全然回らないんです。
塾の成績もだんだん下がってきて、
どうしたらいいんでしょう?」
とSS-1へご相談にいらっしゃる方が、
何人もいらっしゃるのです。
たしかに、
子供の可能性は大人の想像を超えているところがあり、
「さすがにムリじゃないかな?」
と思えることも、
「やる!」と決めたら、やれてしまうこともあります。
身近にそういうお子さんがいると、
なおさら「うちの子も・・・」と、
願望に近い期待を持ってしまうのもまた親心といえるでしょう。
しかし、現実問題として、
今目の前の日々が消化不良のまま、
負担感を伴って過ぎているのであれば、
一度整理をかけてあげるのが親の責任です。
なぜなら、
負担感を伴って過ぎていく日々の中には、
「成功体験」がないからです。
あれもこれも両立できている子は、
苦労を重ねながらできるようになったのではなく、
もともと、
「両立できるイメージをはっきりと持っていた」
から両立できているのです。
成功体験を上手く重ねているから、
「普通に」(できている子はこの言葉をよく使います)やっていたら、
できちゃっていた。
これが、なんでもできる子の実像です。
逆に、今の日々が上手くいっていない子は、
その成功体験が生まれてきていないわけですから、
「両立できるイメージ」を持つことができません。
その状態で、
「続けていれば、いつか上手くいくかもしれない」
と親が待ち続けると、
子供は空回りを続けてしまい、
もともと出来ていたことまで出来なくなってしまう恐れがあります。
子供の可能性を本当の意味で伸ばしていくには、
決断すべき時に決断できる力を、親自身が持っている必要があります。
「この子の親として、自分が最も大切だと考えていることは何だろう?」
と、ご自身に問いかけてみて下さい。
あれもこれも湧いてくるようなら、
集中して、
本当に大切な一つを見つけ出してください。
中には、わが子自身のことよりも、
他のお子さんのことばかりが意識されてしまって、
そんな自分に戸惑ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
それもまた親心です。
自分自身の心を受け入れ、
改めて、わが子を中心に考え直していきましょう。
その習い事や教室が、
わが子のことを真剣に考えて選び出したものであったとしても、
親の願望がわが子自身の今の姿よりも先に立ったとたん、
親のエゴに変わってしまう。
わが子の可能性を目一杯伸ばしてらっしゃる
お母さん、お父さんに共通する力。
それは、
「誰よりも、わが子のいいところをたくさん知っている」
「誰よりも、わが子の内面を理解している」
という点にあります。
わが子と自分の『最優先事項』は何か、
はっきりと見定めて、明日からもまたお子さんを支えてあげてください。
SS-1は、がんばるお母さん、お父さんをいつも応援しています。
それでは明日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!