一日を快適に過ごすヒント
今朝はすっきりと晴れ渡っていますね。
いま私は関西に向かう新幹線の車中ですが、
陽光がまぶしく、春が来たのかと思うほどです。
岐阜羽島~京都間は積雪の影響で徐行運転になるようで、
きらきらと日光を反射する雪景色が、車窓から見られることを楽しみにしています。
今日もいい一日になりそうです。
さて一日を快適に過ごすために、皆さんはどんな工夫をなさっていますか?
すべきことに追われるまま、どんどんと時間が過ぎて夜になってしまう。
そんな一日はイライラしますし、積み残したような気がして疲労感も大きいですよね。
一方、したいことが一つ一つ片付いて、
夕方ぐらいには一日の目標がほとんど片付いた気分になれれば、
その一日は充実感と達成感が約束されていることでしょう。
子供たちの勉強も同じです。
塾は夕方から始まりますが、夕方になってからあわてて勉強モードに入る子は、
やはり追い立てられて、イライラしています。
見守るお母さんもイライラしてしまいますから(笑)、
ますます場当たり的な勉強になってしまいます。
これでは、自信もわいてきにくいですね。
「子供」を「大人」に、「勉強」を「仕事」に、
「お母さん」を「上司」に置きかえると、
実感がわいてくる方も多いのではないでしょうか。
反対に、塾が始まるころには今日の勉強目的がはっきりしていて、
準備万端整っている子もいます。
こういう子は、塾の授業中に8割方は理解してしまいますから、
復習も宿題もとても楽にこなします。
大人もそうですよね。
始業時刻には今日何をするのかが見えていて、
必要な段取りを済ませている方は、
アポイントを取るにも、指示出しをするにも無駄がありません。
夕方には十分な成果を上げているものです。
中には、朝10時の時点でその日の目標の8割を完了させてしまうという猛者もいます。
この差はどこから生まれるのでしょう。
これまで3000人を超える子どもたちを見、
保護者の方々と2000回以上の面談を行ってきたことで、
私には1つの結論があります。
その結論を、ビジネスで活躍なさっている方々や、高名な心理学者の先生方にお話しすると、
「実は私も同じことを考えていたのですよ」と、異口同音の回答が返ってきました。
何かといいますと、
「寝る前の5分間で翌日の達成度が決まる」
ということです。
朝すっきりと目覚め、予定していたことを意欲的にこなしていくには、
寝る前に、
「○時に起きて、あれとこれをやって、それから朝ごはんを食べよう」
と本気で決めればいいのです。
単純なことですし、言われてみたら「当たり前でしょ」という反応が返ってくるのですが、
実行している人は少ないんですよねぇ、これが。
子どもたちの多くは、「眠くなったから寝る」という状態で、
それこそ崩れ落ちるように寝ています。
崩れ落ちるように寝た子は、翌朝起きる時に、グズグズしてしまいがちです。
「起きること」を決めずに寝たため、朝が来ても起きられないんですよね。
逆に、起きることを決めて寝た子は、予定の時刻が来たら迷わず起きることができます。
「あともう少し」なんて思いません。
で、予定通りに起きられれば、予定していたことにもすっと取り組めます。
漢字を10個書こう、とか
計算問題を10分間で10問こなすぞ、とか
前の日に覚えた理科をもう一度声に出して覚えなおそう、とか。
そんな単純な学習で十分でしょう。
大切なことは、起きてすぐに1つの「達成」を手に入れるということです。
これが今日の一日を快適に過ごしていくパワーを与えてくれるんです。
「できた」「やれた」という気持ちの良い感覚が、
「次もできる」「もっとやりたい」という気持ちを引き起こしてくれるんですね。
そんな良い気分で、家族と朝食を取ります。
昨日の出来事を話すのも良いのですが、
お互いに今日はどんな一日にしたいかを話すとなお良いですね。
口に出して言うことで、したいことができるようになっていきます。
朝食前にすでに1つ、2つの達成をしていますから、自然と笑顔になっていますから、
ご飯も美味しいですし。
そうすると、子どもたちも塾に行くまでの自分の過ごし方をイメージする力を高めていきます。
段取りができる子になっていくのですね。
したいことがはっきりしていて、その段取りも見えるようになれば、
実行することは難しくありません。
できる、完了する、上手くいく、ことが繰り返される一日のスタートです。
一日を快適に過ごせますよ。
いま私は関西に向かう新幹線の車中ですが、
陽光がまぶしく、春が来たのかと思うほどです。
岐阜羽島~京都間は積雪の影響で徐行運転になるようで、
きらきらと日光を反射する雪景色が、車窓から見られることを楽しみにしています。
今日もいい一日になりそうです。
さて一日を快適に過ごすために、皆さんはどんな工夫をなさっていますか?
すべきことに追われるまま、どんどんと時間が過ぎて夜になってしまう。
そんな一日はイライラしますし、積み残したような気がして疲労感も大きいですよね。
一方、したいことが一つ一つ片付いて、
夕方ぐらいには一日の目標がほとんど片付いた気分になれれば、
その一日は充実感と達成感が約束されていることでしょう。
子供たちの勉強も同じです。
塾は夕方から始まりますが、夕方になってからあわてて勉強モードに入る子は、
やはり追い立てられて、イライラしています。
見守るお母さんもイライラしてしまいますから(笑)、
ますます場当たり的な勉強になってしまいます。
これでは、自信もわいてきにくいですね。
「子供」を「大人」に、「勉強」を「仕事」に、
「お母さん」を「上司」に置きかえると、
実感がわいてくる方も多いのではないでしょうか。
反対に、塾が始まるころには今日の勉強目的がはっきりしていて、
準備万端整っている子もいます。
こういう子は、塾の授業中に8割方は理解してしまいますから、
復習も宿題もとても楽にこなします。
大人もそうですよね。
始業時刻には今日何をするのかが見えていて、
必要な段取りを済ませている方は、
アポイントを取るにも、指示出しをするにも無駄がありません。
夕方には十分な成果を上げているものです。
中には、朝10時の時点でその日の目標の8割を完了させてしまうという猛者もいます。
この差はどこから生まれるのでしょう。
これまで3000人を超える子どもたちを見、
保護者の方々と2000回以上の面談を行ってきたことで、
私には1つの結論があります。
その結論を、ビジネスで活躍なさっている方々や、高名な心理学者の先生方にお話しすると、
「実は私も同じことを考えていたのですよ」と、異口同音の回答が返ってきました。
何かといいますと、
「寝る前の5分間で翌日の達成度が決まる」
ということです。
朝すっきりと目覚め、予定していたことを意欲的にこなしていくには、
寝る前に、
「○時に起きて、あれとこれをやって、それから朝ごはんを食べよう」
と本気で決めればいいのです。
単純なことですし、言われてみたら「当たり前でしょ」という反応が返ってくるのですが、
実行している人は少ないんですよねぇ、これが。
子どもたちの多くは、「眠くなったから寝る」という状態で、
それこそ崩れ落ちるように寝ています。
崩れ落ちるように寝た子は、翌朝起きる時に、グズグズしてしまいがちです。
「起きること」を決めずに寝たため、朝が来ても起きられないんですよね。
逆に、起きることを決めて寝た子は、予定の時刻が来たら迷わず起きることができます。
「あともう少し」なんて思いません。
で、予定通りに起きられれば、予定していたことにもすっと取り組めます。
漢字を10個書こう、とか
計算問題を10分間で10問こなすぞ、とか
前の日に覚えた理科をもう一度声に出して覚えなおそう、とか。
そんな単純な学習で十分でしょう。
大切なことは、起きてすぐに1つの「達成」を手に入れるということです。
これが今日の一日を快適に過ごしていくパワーを与えてくれるんです。
「できた」「やれた」という気持ちの良い感覚が、
「次もできる」「もっとやりたい」という気持ちを引き起こしてくれるんですね。
そんな良い気分で、家族と朝食を取ります。
昨日の出来事を話すのも良いのですが、
お互いに今日はどんな一日にしたいかを話すとなお良いですね。
口に出して言うことで、したいことができるようになっていきます。
朝食前にすでに1つ、2つの達成をしていますから、自然と笑顔になっていますから、
ご飯も美味しいですし。
そうすると、子どもたちも塾に行くまでの自分の過ごし方をイメージする力を高めていきます。
段取りができる子になっていくのですね。
したいことがはっきりしていて、その段取りも見えるようになれば、
実行することは難しくありません。
できる、完了する、上手くいく、ことが繰り返される一日のスタートです。
一日を快適に過ごせますよ。