曲線図形の着眼点は…?
桜!
お元気ですか。
この日曜日、一気に花が咲きました。
三分咲き、五分咲きをすっ飛ばして満開です。
全ての蕾がこのときのために準備を整えていたんですね、きっと!
そういえば、算数の勉強も似たところがあります。
ずーッと努力をし続けているのに成績が芳しくない…。
でもそんな時期があればこそ、一気にジャンプ・アップもできます。
例えば次の問題。
次の図は正八角形です。
斜線部分の面積は正八角形の面積のどれだけにあたりますか。
今回も前回に引き続き、図形編です。
「曲線図形の面積」がそのテーマです。
「正八角形に曲線図形なんてないんですが…?」という疑問は一旦脇において…。
この問題を解くためには、
1.面積は三角形に着目という大方針
2.正多角形の問題=円問題(正多角形は円に内接する。)という知識
3.円問題の補助線=半径(円の中心と結ぶ。)という解法技術
4.長方形の2本の対角線は面積を四等分するという知識
が必要です。
「正八角形→円→補助線→正八角形の1/8」と思考が進んでいくのです。
つまり、
1.大方針の学習期間
2.知識の習得期間
3.解法が実践できるようになる練習期間
という3つの期間をこえることで、
一気に解ける問題の領域が増大し、満開状態になるんです。
では、お子さんが図形問題の「大方針の学習期間」と「知識の習得期間」の
2つの期間を超えているかどうか、次の曲線図形の問題でチェックです。
次の図は半径6cmの半円を円の中心を通るように折った図です。
斜線部分の面積を求めなさい。(円周率は3.14です。)
この問題を解くためには、
1.折り返し問題は折り返す前の図を付け加えるという大方針
2.「1」の図には頂点(ここでは中心)も戻すという知識
3.円問題の補助線=半径(円の中心と結ぶ。)という解法技術
4.弓形は「移動&合体」または「おうぎ形-三角形」いう解法技術
が必要です。
図形問題の「大方針」は参考書や問題集には
意外なことにほとんど記載されていません。
塾の授業中、先生がお話になる内容に含まれています。
図形の単元では塾の授業が他の単元以上に大切なんですね。
(チェックの答え)
1/8×4=1/2 (答え)2分の1
(ポイント)
正多角形は円に内接するので、困ったらまずは円を書いてみましょう!
6×6×3.14÷6=18.84 (答え)18.84cm2
(ポイント)
2つの中心について、半径(太線と点線)を結ぶ!
※前回は解答にミスがあり、ご迷惑をおかけしました。訂正版を再アップしています。
お元気ですか。
この日曜日、一気に花が咲きました。
三分咲き、五分咲きをすっ飛ばして満開です。
全ての蕾がこのときのために準備を整えていたんですね、きっと!
そういえば、算数の勉強も似たところがあります。
ずーッと努力をし続けているのに成績が芳しくない…。
でもそんな時期があればこそ、一気にジャンプ・アップもできます。
例えば次の問題。
次の図は正八角形です。
斜線部分の面積は正八角形の面積のどれだけにあたりますか。
今回も前回に引き続き、図形編です。
「曲線図形の面積」がそのテーマです。
「正八角形に曲線図形なんてないんですが…?」という疑問は一旦脇において…。
この問題を解くためには、
1.面積は三角形に着目という大方針
2.正多角形の問題=円問題(正多角形は円に内接する。)という知識
3.円問題の補助線=半径(円の中心と結ぶ。)という解法技術
4.長方形の2本の対角線は面積を四等分するという知識
が必要です。
「正八角形→円→補助線→正八角形の1/8」と思考が進んでいくのです。
つまり、
1.大方針の学習期間
2.知識の習得期間
3.解法が実践できるようになる練習期間
という3つの期間をこえることで、
一気に解ける問題の領域が増大し、満開状態になるんです。
では、お子さんが図形問題の「大方針の学習期間」と「知識の習得期間」の
2つの期間を超えているかどうか、次の曲線図形の問題でチェックです。
次の図は半径6cmの半円を円の中心を通るように折った図です。
斜線部分の面積を求めなさい。(円周率は3.14です。)
この問題を解くためには、
1.折り返し問題は折り返す前の図を付け加えるという大方針
2.「1」の図には頂点(ここでは中心)も戻すという知識
3.円問題の補助線=半径(円の中心と結ぶ。)という解法技術
4.弓形は「移動&合体」または「おうぎ形-三角形」いう解法技術
が必要です。
図形問題の「大方針」は参考書や問題集には
意外なことにほとんど記載されていません。
塾の授業中、先生がお話になる内容に含まれています。
図形の単元では塾の授業が他の単元以上に大切なんですね。
(チェックの答え)
1/8×4=1/2 (答え)2分の1
(ポイント)
正多角形は円に内接するので、困ったらまずは円を書いてみましょう!
6×6×3.14÷6=18.84 (答え)18.84cm2
(ポイント)
2つの中心について、半径(太線と点線)を結ぶ!
※前回は解答にミスがあり、ご迷惑をおかけしました。訂正版を再アップしています。