「(ちょっとだけ反則っぽい)暗記」を活用しよう! その2
仏桑華!
お元気ですか。
いよいよ7月、夏ですね。
夏といえば、この花、ハイビスカスなんてピッタリでは?
原産地が亜熱帯の植物なため、日本の夏は暑すぎるとも聞きます。
また咲いたその日に花は閉じてしまう、1日花なんです。
さてハイビスカス、とても華やかな「大円」の花ですね。
ということで今日も曲線図形、円とおうぎ形です。(まだまだ続くのか? この強引な展開…!)
今回は算数で説明のつく「反則っぽい(?)暗記」についてです。
古くからある有名な問題を見てください。
次の図は1つ正方形と2つの円がピッタリとはまっている図です。
大きい円と小さい円の面積の比を求めましょう。ただし、円周率は3.14です。
大円の半径は、正方形の対角線の長さの半分です。
また、小円の半径は、正方形の1辺の長さの半分です。
そこで、正方形の1辺の長さを②とすると、
小円の面積は、①×①×3.14 です。
しかし、対角線の長さを求めることが出来ませんので
大円の面積が求められないようですが…。
でも、勉強をしているお子さんならば、
「半径×半径」というテクニックを持っていますよね。
正方形の対角線の長さを2とすると、
大円の面積は、1×1×3.14 です。
このとき、1×1は右上図の正方形アの面積と同じです!
※他の正方形を利用しても、もちろんOKです!
正方形アの面積は、問題図の正方形の面積の1/2なので、
①×①×3.14 : 1×1×3.14
=①×①×3.14 : ②×②×1/2×3.14
=1 : 2
が答えです。
で、ここで登場するのが「反則っぽい技」=暗記 です。
算数の世界では「カレーライスの法則」が有名ですが、
ここでは「ケーキの法則」を使います。
「法則」と言ってはますが、もちろん「自称」ですよ!
次の図を見てください。
ケーキを入れる3つの箱を真上から見た図です。
この箱の面積比はもちろん、
2×2 : 2×2÷2 : 1×1
=4 : 2 : 1
です。
したがって、これらの箱に入るケーキの大きさも
4 : 2 : 1 ですね。
つまり、図のような2つのケーキの面積比は
2 : 1 になるんです。
このことを知っていれば、
上記の問題図とこの図はほとんど同じ図だとわかりますので
一瞬で「2:1だ!」と答えられるんです。
「カレーライスの法則」とは?
カレーのレトルトパックが3つ、電子レンジで作るご飯のパックが2つあれば、カレーライスは何人分作ることができますか?
答えは、2人分 です。
2つの材料を混ぜ合わせるときに出来上がる量は、
少ない材料によって決まるという考え方です。
化学反応の「あまり」が出来る問題のようなものですね。
算数では素因数分解の応用問題や食塩水の混合問題に利用します。
お元気ですか。
いよいよ7月、夏ですね。
夏といえば、この花、ハイビスカスなんてピッタリでは?
原産地が亜熱帯の植物なため、日本の夏は暑すぎるとも聞きます。
また咲いたその日に花は閉じてしまう、1日花なんです。
さてハイビスカス、とても華やかな「大円」の花ですね。
ということで今日も曲線図形、円とおうぎ形です。(まだまだ続くのか? この強引な展開…!)
今回は算数で説明のつく「反則っぽい(?)暗記」についてです。
古くからある有名な問題を見てください。
次の図は1つ正方形と2つの円がピッタリとはまっている図です。
大きい円と小さい円の面積の比を求めましょう。ただし、円周率は3.14です。
大円の半径は、正方形の対角線の長さの半分です。
また、小円の半径は、正方形の1辺の長さの半分です。
そこで、正方形の1辺の長さを②とすると、
小円の面積は、①×①×3.14 です。
しかし、対角線の長さを求めることが出来ませんので
大円の面積が求められないようですが…。
でも、勉強をしているお子さんならば、
「半径×半径」というテクニックを持っていますよね。
正方形の対角線の長さを2とすると、
大円の面積は、1×1×3.14 です。
このとき、1×1は右上図の正方形アの面積と同じです!
※他の正方形を利用しても、もちろんOKです!
正方形アの面積は、問題図の正方形の面積の1/2なので、
①×①×3.14 : 1×1×3.14
=①×①×3.14 : ②×②×1/2×3.14
=1 : 2
が答えです。
で、ここで登場するのが「反則っぽい技」=暗記 です。
算数の世界では「カレーライスの法則」が有名ですが、
ここでは「ケーキの法則」を使います。
「法則」と言ってはますが、もちろん「自称」ですよ!
次の図を見てください。
ケーキを入れる3つの箱を真上から見た図です。
この箱の面積比はもちろん、
2×2 : 2×2÷2 : 1×1
=4 : 2 : 1
です。
したがって、これらの箱に入るケーキの大きさも
4 : 2 : 1 ですね。
つまり、図のような2つのケーキの面積比は
2 : 1 になるんです。
このことを知っていれば、
上記の問題図とこの図はほとんど同じ図だとわかりますので
一瞬で「2:1だ!」と答えられるんです。
「カレーライスの法則」とは?
カレーのレトルトパックが3つ、電子レンジで作るご飯のパックが2つあれば、カレーライスは何人分作ることができますか?
答えは、2人分 です。
2つの材料を混ぜ合わせるときに出来上がる量は、
少ない材料によって決まるという考え方です。
化学反応の「あまり」が出来る問題のようなものですね。
算数では素因数分解の応用問題や食塩水の混合問題に利用します。