中学受験の始まりについてのアンケート
今回のかしこい塾の使い方アンケートでは、中学受験を目指すお子さんをお持ちの親御さんに「中学受験の始まり」について調査しました。
<調査概要>
調査期間 |
2023年3月7日(火)~14日(火) |
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調査方法 |
インターネット調査 |
回答者数 |
かしこい塾の使い方メルマガ会員 71名 |
中学受験をすることは誰が決めましたか?
【解説】
「母親が決めた」が32%、「家族全員で決めた」が27%、「子供が自分で決めた」が21%、「両親で決めた」が15%、「その他」があったが3%、「父親が決めた」が1%という結果となりました。
中学受験をすると決める基準は、それぞれのご家庭で異なります。でも、どのご家庭にも共通して言えることは「子どもが自主的に中学受験をしたいと言い出すことはない」ということです。4〜6年生になると、仲の良い友達が塾に通っている、中学受験するという話を聞いて、「自分もやってみたい」と言い出す子どももいます。近所のお兄さん、お姉さんが制服を着て通学する姿を見て憧れることもあるでしょうし、「塾の先生がおもしろい」などの噂を聞いて自分の知らない世界に興味を持つこともあります。でもそれは、ある意味子どもらしい興味でしかありません。子どもが自発的にしたいと言い出したからと5年生後半や6年生から中学受験を始めるパターンもあるようですが、これはあまりおすすめできません。親子にとって中学受験をいい経験にするためには、中学受験をする・しないは親主導で決め、できるだけ早い時期から準備をしておくことが大切です。「中学受験をしたい」と子どもが言い出すのを待っていると遅くなってしまうからです。そして、いつでも撤退できると言う気持ちを親が持ち、最も優先するべきなのは家庭の方針だということを忘れないようにしましょう。。
(主任相談員 西村 則康)
中学受験について考え始めたのはいつですか?
【解説】
「小学校入学前」が34%、「小学3年生の頃」は32%、「小学1年生の頃」が20%、「小学2年生の頃」が10%、「小学4年生の頃」が4%、「小学5年生の頃」、「小学6年生の頃」が0%という回答でした。子どもが自発的にしたいと言い出したからと5年生後半や6年生から中学受験を始めるパターンもあるようですが、これはあまりおすすめできません。ましてや親御さんがまったく準備をしておらず、サポート体制が整ってない場合は、親にとっても子にとってもよい結果を迎えることはできません。早い段階、できれば子どもが小学生になる前や低学年のうちに、中学受験をするかしないかの方針を家庭で固め、少しでもする可能性があるならできるだけ早く準備をしておく方が良い結果になることが多いようです。これは、幼児や低学年のうちに英才教育や塾通いをするべきだという意味ではなく、学習の下地となるような身体感覚や好奇心の種をまいておく必要があるということです。
(主任相談員 西村 則康)
いつ頃から通塾していますか?または、いつ頃から通塾される予定ですか?)
【解説】
「小学3年生の頃」が41%、「小学4年生の頃」が33%、「小学1年生の頃」が93%、「小学2年生の頃」が9%、「小学5年生の頃」が4%、「小学校入学前」が3%、「小学6年生の頃」が1%、という回答でした。最近は、小学校1年生から生徒を募集する進学塾もあります。「受験するなら、できるだけ早くから勉強させたほうがいいのではないか」と入塾を決めるご家庭もあるのですが、正直、それはおすすめできません。中学受験をする・しないにかかわらず、低学年のうちに身につけてほしいのは、「読み書きそろばん(計算力)」、そして「外遊びやお手伝いなどを通して体験する生活知識」です。それがその子の人生を左右するとも言えるのではないでしょうか。
大手塾の中学受験のための授業は、新4年生からスタートします。ご家庭で中学受験をするという決断がすでにできているなら、この時期に入塾するのがいいでしょう。もちろん、5年生から塾に通い始める子もいますし、塾に入るのはどの時期でも可能です。でも現実的には4年生の内容は履修済みとしてどんどん先に進められます。そのぶんの補習や特別な配慮があるわけではないので、自分で遅れている分を埋めておく必要性が出てきます。中学受験の塾に通うなら、4年生スタートがベストです。
(主任相談員 小川 大介)
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