夏休みの過ごし方についてのアンケート
今回のかしこい塾の使い方アンケートでは、中学受験を目指すお子さんをお持ちの親御さんに「夏休みの過ごし方」について調査しました。
<調査概要>
調査期間 |
2021年7月6日(火)~13日(火) |
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調査方法 |
インターネット調査 |
回答者数 |
かしこい塾の使い方メルマガ会員 193名 |
夏休みの宿題のどんな点について親が関わりますか?
【解説】
「進捗管理」が39%、「自由研究や作品作りの一部または全部」が25%、「スケジュール管理」が18%、「全て関わる」が12%、「全く関わらない」が5%、「問題集の一部または全部」が1%という回答でした。
中学受験において、スケジュールの管理は最も重要な親の役割であるといっても過言ではありません。
小学生のお子さんが、自力で学校・塾・家庭教師等のスケジューリングをするのは至難の業です。
睡眠や学校の宿題をする時間も考慮に入れ、無理のない「週間スケジュール」を親子で作りましょう。
夏休みなどの長いお休みには、克服すべき課題を親子で検討し、しっかりした長期スケジュールを組めると理想的です。常に合格を見定め、「逆算」して計画を立てるように心がけましょう。
(主任相談員 小川 大介)
自由研究の内容選びに困ったことがありますか?
【解説】
「ある」が71%、「ない」が20%、「まだわからない」が9%という回答でした。
「おすすめの自由研究はありますか?」
そんなご質問に対する答えはいくつもありますが、忙しい受験生のご家庭は「受験に役立つもの」というくくりで考えてもいいと思います。
入試問題に出てくる理科の実験は、実は家庭でできるものも多いので、チャレンジしてみるのもおすすめです。
過去、僕の教え子たちの中にも光合成の実験や天体観測など、入試問題や塾のテキストの問題をテーマに実験した子がたくさんいます。
また「自由研究」なのだから、自分が研究したいと思ったことであれば、何を研究したって誰にも文句を言われる筋合いはありません。
「自分が夏休みの最後の日まで宿題をしなかったらどうなるか」をテーマに、気持ちの変化などを詳細にレポートしたお子さんの自由研究が話題になったことがありましたが、とてもユニークな着眼だと思います(あえてオススメはしませんが)。
(主任相談員 辻 義夫)
読書感想文を書く場合、本をどのように選びますか?
【解説】
「課題図書からお子さんが選ぶ」が50%、「課題図書以外でお子さんが選ぶ」が39%、「課題図書から親が選ぶ」が6%、「課題図書以外から親が選ぶ」が5%という回答でした。
読書に抵抗のない子は、放っておいても自分から好きな本を読むので、むしろこのような機会を使って、いつもと違う本を読ませることを推奨する。読書感想文は推薦図書以外でも可能なので、新聞の書評欄を親子で見ながら本選びをするのもひとつの方法だ。本を選ぶ過程での親子の会話は、子ともの知識を深め、世の中を知ることにもつながるでしょう。大切なのは、日ごろ読まない本を親が決めるのではなく、会話の中から子どもに選ばせることです。
読書を得意としない子どもたちの本選びは、推薦図書のリストを活用することをひとつの手段として勧めます。そのうえで、「ここでも重要なのは、本人に選択させることであり、選んだ理由は問わないことです。親が子どもに読んでほしい本を決めたり、その感想において過度な期待をしないことが重要です。
(主任相談員 小川 大介)
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受験成功のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にご覧くださいね。
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