2016年の中学入試も終わり、無事に受験を乗り越えてきた皆さんは本当にお疲れさまでした。
長かった受験の時期が終わりホッと一息されている頃と思います。

かしこい塾の使い方では、そんな受験を終えたメルマガ会員の皆さんにアンケートをお願いしました。
受験を終えた先輩にしかできない体験や感想、そしてアドバイスをシェアしていただきました。

今回のアンケートでは、中学受験のための進学塾や家庭教師、塾以外の習い事をどうしていたか、受験にかかった費用、最終的に何校受験したか、そして受験の結果についてどのように感じたかなど、入試が終わった今だからこそ言える話が盛りだくさんの内容となっています。

これから受験される皆さんの参考になれば幸いです。

【解説】
中学受験を目指す皆さんは、やはり受験のために進学塾や家庭教師を利用される方が多数いらっしゃいました。
最も多かった「集団指導塾を利用」は8割を超え、次に多かったのは「個別指導塾を利用」が3割、「少人数制塾を利用」「家庭教師を利用」の方はいずれも1割程度でした。
また、「利用していない(家庭学習のみ)」と回答された方は、わずか1%程度でした。
また、「その他」と回答された方の中には、Z会などの通信教育や、音声教材を利用された方や、ご両親が家庭教師として指導されたケースがありました。

集団指導塾を利用されている方のうち、個別指導塾や家庭教師などと併用している割合についても調査を行いました。
集団指導塾のみの利用の方は約6割、個別指導塾と併用している方が約2割、家庭教師と併用している方は約1割、その他には集団塾・個別塾・家庭教師と3つのサービスを併用している方もいらっしゃいました。

集団塾のみで合格を目指すことができれば、お子さんにかかる負担や受験にかかる費用を考えても非常に理想的です。
しかし、塾に通うなかでは必ずしも順調に成績が上がっていくわけではなく、成績が伸び悩んだり、スランプに陥ったりすることもあります。
そのような時には、個別指導塾や家庭教師の併用を検討するのも一つの方法です。

塾を上手に活用するということは、中学受験を目指す上で大切なことであると言えますね。

【解説】
中学受験にかかった費用は、「100万円～200万円」の方が約6割と半数以上いらっしゃいました。
お通いの塾にもよりますが、ほぼ大手塾に通った場合にかかる塾費用の相場であると言えます。
「200万円以上」と回答した方の中で、200万円台の方は約2割、300万円台の方は約4割、350万円、400万の方は1割強、それ以上は450万、500万、そして最高額で600万の方がいらっしゃいました。

中学受験を目指して早期から塾に通っている方や、進学塾と家庭教師や個別指導などダブルスクールのような形で活用されるご家庭の場合、平均的なご家庭よりも費用がかかることになるでしょう。

【解説】
最終的に受験された学校の数は、先日、中学受験情報局でアンケートを行った「受験校・併願に関するアンケート」の結果に近い結果となりました。
最も多かったのは4校(第一志望校＋併願校3校)、3校(第一志望校＋併願校2校)という方が半数を占め、次に5校(第一志望校＋併願校4校)の方が約2割となりました。
お子さんの体力を考慮し、第一志望校・第二志望校・前受校などで絞りこむと3～5校受験されるケースが主流であると言えます。

【解説】
受験の結果については、「満足」という方が約4割、「とても満足」という方は約3割、「やや不満足」の方が2割弱、「不満足」「どちらとも言えない」という方は少数でした。
満足されているご家庭が7割を超え、非常に有意義な受験生活を終えられたようです。

今回は具体的な感想も伺いました。
「とても満足」と回答された方は「受験校全て合格できた」「第一希望校に合格したから」と、理想通りの結果に繋げることができたようです。
「満足」の方も「第一志望校に合格できたから」「結果が納得いくものだったから」と納得のいく結果で受験を終えられた方が多数でした。一方「やや不満足」「不満足」という方は「第一志望校に合格出来なかったから。」と希望の学校に合格できなかったことに関連する感想が見受けられました。

受験の結果についてのコメントはこちらから！
受験成功のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にご覧くださいね。

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この記事を書いた人

中学受験情報局 編集部