東京都立武蔵校附属中学校
学校の特徴
「豊かな知性と感性」「健康な心と体」「向上進取の精神」を教育目標とする中高一貫校。高校受験がないゆとりを生かして、体験的、発展的な学習を展開する。職場体験や進路講演会、講師を招いてセミナーを開催する「キャリア・デザイン」、自然・人間・社会を総合的に扱い、問題解決能力を育む「地球学」などに取り組む。中高の異年齢集団により、社会性豊かなリーダー育成を目指す。音楽祭や体育祭など特色ある行事も多い。
学校概要
創立 | 1940年 |
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学校長 | 南和男 |
所在地 | 東京都武蔵野市境4丁目13番28号 |
アクセス | JR線・西武線「武蔵境駅」徒歩10分、西武バス「桜橋駅」徒歩7分 |
入試概要
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入試傾向
選抜は、報告書400点+適性検査1200点の合計1600点満点で行われる。
報告書は5年生・6年生各200点(国語・算数・理科・社会・音楽・図画工作・家庭・体育の8教科/各25点)に換算され、適性検査はⅠ・Ⅱ・Ⅲがあり、各100点満点/45分で、総合成績時に各400点に換算される。
適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲすべてにおいて、普段から様々な物事・事象を深く考察・分析し、自分なりの考え・意見を持ち、課題があればその解決のために論理的に考え、計画(できれば実践まで)する習慣を持つことが非常に有効である。自分の考えを短時間で明確・論理的に書き記せる力も備えておこう。
適性検査Ⅰ
適性検査Ⅰは国語分野である。例年2つの文章を読んだ上で、読解問題・作文に取り組むスタイル。読解問題は2題、作文は1題のみで、読解問題は各文章について1題ずつ問われるが、問いはそれぞれ完全に独立しているわけではなく、いわゆる文章横断型である。作文は、2つの文章に通じたテーマについて問われる。
読解は正答がある程度絞られるが、作文はこれといった正答のある問題ではない。文章から得た考察を元に、自分の持つ知識、自分なりの視点を活かして答えをまとめる。深い読み取り、豊富な知識・柔軟な思考力・記述力・表現力など、国語の総合力が問われる。過去問を数多くこなし、どんな問いにも時間内に満足のいく答えを作成できる反射神経・力を備えておくことが大切。日ごろから新聞の社説欄などを読み、自分なりの意見・考えを10分程度でまとめる演習も非常に役立つ。
適性検査Ⅱ
適正検査Ⅱは、社会・理科分野である。大問2題。野菜や磁石など身近な題材に関する会話文や文章、図・資料などのデータから考察し、自分なりの答えをまとめる。正確なデータの読み取り、深い考察・分析力、計算力に加え、表現力・文章力も欠かせない。
適性検査Ⅲ
適性検査Ⅲは算数分野である。大問2題の構成で、文章やデータから必要なことを読み取り、考察し、複数の仮説を立て、その中から有効なものを見極め、実践するための調査方法を考えるような課題が出題される。
データから正しい情報を読み取り、深く考察・分析し、自分なりに筋道を立てて思考する力が必要。文章やデータの読み取り自体は難解ではない。過去問に可能な限り取り組み、時間の感覚や独特のスタイルに慣れておくことが重要である。