白百合学園
学校の特徴
中高一貫教育を行うカトリック系の女子校。キリスト教精神に基づく教えの中で、自分と他者を愛し、社会で自分を活かし貢献する力を育んでいく。校訓は、周囲に寄り添う「従順」、人々を大切に想う「愛徳」、役立つために努力する「勤勉」。全人教育や国際教育のほか、芸術教育や伝統的に続くボランティア活動に力を入れている。中学1年からキャリア教育を行っており、将来をイメージしながら学びを深めることができる。
学校概要
創立 | 1881年 |
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学校長 | 水原洋子 |
所在地 | 東京都千代田区九段北2-4-1 |
アクセス | JR総武線「飯田橋駅」西口より徒歩10分、東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線「飯田橋駅」B2a出口より徒歩10分、東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」出口1より徒歩10分 |
入試概要
募集人数
海外帰国生 | 15名程度 |
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一般 | 60名 |
日程
海外帰国生 | 2021年1月8日 |
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一般 | 2021年2月2日 |
試験科目
海外帰国生 | 国語・算数・外国語(英語またはフランス語) |
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一般 | 国語・算数・社会・理科 |
面接や実技
海外帰国生 | 10分程度の面接あり(保護者1名同伴/面接は合否に関係しない) |
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一般 | 7分程度の面接あり(保護者1名同伴/面接は合否に関係しない) |
試験時間
海外帰国生 | 国語40分・算数40分・外国語40分 |
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一般 | 国語40分・算数40分・社会30分・理科30分 |
配点
海外帰国生 | 国語100点・算数100点・外国語100点 |
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一般 | 国語100点・算数100点・社会75点・理科75点 |
入試傾向
どの科目も回答数が多く、素早く正確な処理能力が求められる。特に試験時間の短い社会と理科は用語記入や問題数が多いため、素早く解く練習は必須。
国語
大問は2問だが説明文や評論、小説や随筆問題がそれぞれ1題づつに加え、小問も複数ある。試験時間に対して問題量が多い。記述問題の攻略は必須で、年によっては100文字の記述が出題されることも。長文読解力を高めるため多くの文章を読み対策を。
算数
大門5問で、すべてが応用問題。考え方や解き方を中止するため、ほぼすべての問題で解答過程や途中式の記述が必要。「平面図形」「比」「速さ」に関する問題は比重が高く、まずはここを重点的に攻略を。普段から考えが伝わる途中式の記述練習も忘れずに。
理科
大問6問。物理・化学・生物・地学の4分野から幅広く出題される。実験や観察に関する問題やグラフ、図の記述を求める問題もあり、試験時間の使い方が攻略のカギ。記述の文章力も問われるため、科学的な物事に興味関心を持ち、伝わる文章記述の練習をしよう。
社会
大問は4問だが、解答箇所が50~60を超える場合もあり、時間的余裕はない。問題は「地理」「歴史」の比重が高く、「政治」「時事問題」からも出題。地名や地勢、人名の漢字記入の習得は必須。記述問題では問題意識や文章力が試される。
英語
リーディングは600字程度の英文理解、語彙力を問う問題。ライティングは「リーディング問題」と「自分の経験」の2テーマについて書く。テーマから離れず論理的に文章をつなげ、最後まで書ききること大切。1段落で自分の意見をまとめる練習が活きる。