子どものモチベーションを下げる親の3つの行動とは
受験生に限らずですが、親としては子どもに、モチベーション高く勉強やいろんなことに取り組んでほしいと思うものですね。
今回の動画では、そんな親御さんがついついとってしまいがちな、子どものモチベーションを下げる三つの行動についてお話ししています。
欠点ばかりを指摘してしまう
親としては「子どもにいろんなことをできるようになってほしい」「今できないことをできるようになってほしい」と願うものです。
そんな思いから、どうしても「できること」より「できないこと」ばかりが目についてしまいがちなのです。
お子さんの「できないこと」ばかりを指摘するようになってしまうと、モチベーションは下がります。
かといって、できないことに目をつぶるというのではなく、伝え方を少し変えるだけで、子どものモチベーションを下げずに改善課題を伝えることができます。
動画では「◯◯ ができていないから〜」といった伝え方を「◯◯ができるようになったら〜」と伝えることで、お子さんの欠点が「のびしろ」に変わるとお伝えしています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
上から目線の声かけばかりになってしまう
親ですから子どもにいろんなことを教え、できるようになってほしいと思うのが普通です。
そこでどうしても「上から」の声かけが多くなってしまうのですが、 たとえばお子さんとしたは「算数の宿題をしなくてはならない」と分かっていても「早く宿題をやりなさい!なんでいつもグズグズしているの!?」といった声かけをされると、モチベーションが下がってしまいます。
これは子どもも大人も同じですね。
動画では、子どもへの声かけの際に「相手がもしも同い年の友達や知り合いだったら、どのように声をかけるか」 を意識してみることを提案しています。
子どもに声かけをする時に「対等な立場」を意識して声かけすることで、子どものモチベーションを高める工夫を、ぜひ試してみてください。
他人の前で子どもをけなす
自分のお子さんをけなすことなどないと考える方も多いと思うのですが、ついついやってしまいがちなのが「謙遜する」場面です。
知り合いのお母さん、そのお子さんとお話ししている時に「うちの子は勉強もしないし成績も・・・」のように謙遜する親御さんは意外に多いものです。
謙遜とはわかっていても、お子さんはいい気はしませんし、モチベーションも下がります。
もちろん言っている側も言われている側も謙遜、つまり「嘘」だとわかっているわけですから、言わないようにしましょう、と動画では提案しています。
ふだんの親子の会話を少し見直すことで、お子さんのモチベーションや親子関係を改善していくことは、そんなに難しいことではありません。
ぜひ動画を参考に、日々の生活の中で試してみていただければと思います。