中学受験 友達関係はどうすればいい?
中学受験の勉強が始まると、なかなか学校の友達と今まで通り毎日遊びに行くことが難しくなります。
親御さんとしては、お子さんにとって酷だと思うこともあるでしょう。
友達はとても大切ですし、友達と過ごす時間はお子さんにとって息抜きにもなります。
気になる友達関係。
塾の学習に追われる中で、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。
今回は「中学受験 友達関係はどうすればいい?」というテーマでお話しします。
遊ぶ時間
中学受験をすると決めたら、少なくとも友達と遊ぶ時間は減ります。
しかし、だからといって「学校で友だちとギクシャクしないかな?」と、親御さんが心配しすぎてもいけません。
遊びに誘われたのに行けないということは、中学受験勉強中には幾度としてあるでしょう。
それがお子さんの不満になることもあると思います。
お子さんに自由に遊ばせてあげたい、という気持ちも親御さんにはあると思います。
しかし、家族で一緒に、目標に向かって頑張って目標に向かっていることをお子さんにはしっかりと理解してもらう必要があります。
お子さんが目標に向かってがんばっていることがわかれば、お子さんのお友達も 応援してくれるはずです。
学校では思う存分友達と触れ合い、受験勉強は切り替えて頑張る。
楽しいことも学びも全力でやりきってほしいですね。
塾での仲間
中学受験を目指し、同じ塾に通う子ども達はライバルであると同時に、切磋琢磨し合える大切な仲間です。
長い期間目標に向かってがんばれるのは、その仲間がいるからこそ。
時に励まし合い、支え合い、互いにがんばって志望校を目指します。
切磋琢磨してきた仲間は一生の宝です。
同じ学校に進学することもあれば、遠くの学校に進学するお子さんもいます。
しかし、互いの努力を間近で見てきたお子さん達の絆は、とても強いものです。
受験で終わりになることもありますが、場合によっては同じ学校に進学し、一生の友だちになることもあります。
互いに得手不得手はありますが、それを尊重しあい、認め合えること。
中学受験で学べることのひとつに、そんなこともあります。
勉強だけではなく、仲間を思いやる気持ちも養えるのです。
中学受験が終わったら遊べる?
中学受験が終わったら、中学校が始まるまでずっと遊んでいていいという訳ではありません。
中学受験に合格したら、勉強が終わりというわけではないのです。
とはいえ、がんばって来たご褒美も必要ですね。
1週間くらいは思う存分遊ばせてあげてください。
1週間くらい遊んでいるうちに、多くのお子さんは、”勉強しなくていいのかな?”と不安になってきます。
その時が、中学の勉強を始める時だと考えましょう。
中学受験に向けて頑張ってきた学習リズムは完全に絶やしたくはありませんね。
だいたい1週間お休みしたら、少しずつ、中学に向けた学習を始めましょう。
お子さんには、友達と遊んだり触れ合ったりする時間は必ず必要です。
お子さんの心の成長にもなりますし、友達との時間は、がんばる気持ちの原動力にもなります。
中学受験に挑戦すると決めたら、自由に遊ぶ時間は極端に減りますが、目標に向かってやるべきことに懸命に取り組み、今ある環境の中で友達との時間を楽しめたらいいですね。