中学受験の服装はどんな格好で行けばいい?
入試が近づく12月~1月は、例年冷え込みが厳しくなる時期です。
インフルエンザが猛威を振るうシーズンでもありますが、皆さんはどんな対策をされていますか?
手洗い・うがいはもちろん、ウイルスに打ち勝つ免疫力アップも肝心です。食事には身体を温める根菜や、腸内環境を整える発酵食品を積極的に取り入れ、夜はしっかり眠りましょう!
受験当日、ベストな服装・絶対にダメな服装は?
受験当日を迎えるのは、1月~2月の最も寒い時期。
外は震え上がるような冷たい風が吹きつけていますが、試験を受ける教室も寒いとは限りません。
むしろ、「暖房で暑かった」「汗だくで集中できなかった」という声も!
一番大切なポイントは、体温調節のしやすい『重ね着』を心がけることです。
受験当日が学科試験のみなら、長袖のカットソーにカーディガンなど、普段から着慣れたものを選べば問題ありません。
ただし、学校側は通常「服装は、合否と関係しません」と明言しているものの、当日周りを見て「自分だけ何かが違う・・・・・・」と気後れするのは避けたいものです。
気張った格好や奇抜なファッションは止め、常識の範囲内でコーディネートしましょう。
面接もある場合はどうしたら良い?
学科試験の後に面接もある場合は、オープンスクールや卒業式のような、「普段よりちょっとよそゆき」をイメージしましょう。通っている小学校の制服でも、もちろんOKです。
例年、男子は、紺やグレーのブレザー・シャツ・パンツの組み合わせが多く、ネクタイは上着と同じ色のベースに、黄色やグリーンのストライプが人気です。
女子は、同じく紺やグレーのブレザー・ブラウス・スカートの組み合わせが多く、リボンを付ける人もいます。(スカートは膝丈に合わせておきましょう。)
足下は、白や紺の靴下にローファーが人気です。
スカートで寒さが心配な女子は、厚手のタイツに靴下を重ねたり、オーバーパンツを履いたりして対策しましょう。
ちなみに良く聞く失敗談が、「当日、初めて本番用の服を着てすごく緊張した」というもの。
ブレザーなどは普段身につける機会が少ないので、事前に袖を通して外出したり、模試に臨んだりしておきましょう。当日リラックスして本番を迎えられます。
★参考:【準備すれば怖くない!?】中学受験の面接を上手に攻略する方法
当日忘れて困ったもの、あって良かったもの
「忘れて困った!」
良く聞く忘れ物1位が、上履きです。
受験校によっては「上履き持参」の指定があります。その際は、汚れの少ない白いスニーカーや、ホームセンターなどで売っている白い上靴を準備し、当日忘れずに持って行きましょう。
「あって良かった!」
マスク・・・・・・
風邪を引いている受験生も少なくありません。マスクはぜひ持って行ってくださいね。
髪留め・ゴム・ピン・・・・・・
面接時、お辞儀した途端にバサーッと髪が乱れないよう、髪の長い人は持って行きましょう。試験の際も便利です。
レインコート・長靴・替えの靴下・・・・・・
当日が悪天候の場合に備え、ご自宅に用意しておきましょう。実際に雨や雪が降ったら、念のため替えの靴下も持って行くと安心です。
マフラー・手袋・使い捨てカイロ・・・・・・
寒さ対策は念入りに!寒いとお腹を壊したり、指先が強張りがちな人は、あらかじめ、腰やお腹に使い捨てカイロを貼っておくと良いですね。
親の服装は何が正解?
無難なのは、男女とも紺やグレーのスーツです。
面接で親子が並んだときに、一体感を感じるような雰囲気を作れたらベストです。出来れば服装選びは、親子そろって行いましょう。
お子さん同様、親御さんの服装も合否には直接関わりませんが、先生や周りに悪い印象を与えないことが大切です。(女性は、高いヒール、華美な宝飾品・ネイル、濃いメイクを避けましょう。)
男女とも、身だしなみを念入りにして、落ち着きと清潔感のある格好を心がけましょう!
本番が近づくにつれ、追い込みのラストスパートに、具体的な服装や持ち物の準備に・・・・・・!と、大変な時期になりますね。
受験当日を少しでもリラックスして迎えるためにも、万全の体勢を整えましょう。
準備万端で臨めば、結果も期待できるものです!!