令和5年11月6日（月）、ニッポン放送ラジオ「垣花正 あなたとハッピー」に生放送出演させていただきました。今回の動画では、放送でお話しした内容のうち、あらためてみなさんにお伝えしておきたいことを3つ、お話ししています。

小学生の勉強は自分の部屋？リビングルーム？

僕たち中学受験情報局の主任相談員は、平素「勉強はリビングで」とおすすめしています。
その理由は、お子さんが親御さんの目の届く範囲で勉強することで、さまざまな効果があるからです。

親御さんが目の届く範囲にいることで、「見てくれている」という安心感をお子さんは得られます。
また、ひとりきりで静かな部屋より、適度な生活音が聞こえる環境のほうが集中できたりするものです。

ただ勉強するときには、さすがにテレビなどは消しておくことをおすすめしているのですが、番組でご一緒した森永卓郎さんは子どもの頃、テレビもラジオもガンガンかかっているご家庭だったというのです。

動画ではあらためて、リビング学習について考えています。

親子で過ごす「全力集中」の時間

番組では、忙しい親御さんの子どもへの関わり方の工夫についても話題に上がったのですが、そこでは僕が知っているご家庭についてお話ししました。

週に1時間だけ、その時間は別のことは一切せずに、親子で1つのことに全力集中するというご家庭です。
何に集中するかですが、実は「なんでもいい」というルールなんです。
1つのことについて調べものをする、ということもあれば、親子であるダンスをマスターする、でもいいんですね。

親子で「全力集中」することの効果を、動画ではあらためて考えています。

「はみ出すこと」の大切さ

今回、この番組に出演させていただくきっかけになったのが、中学受験情報局で主任相談員としてご一緒している西村則康さんとの共著「自走できる子の育て方」の内容に興味を持っていただいたことです。

子どもが「自走」するには、もちろん本人が興味を持ち、楽しんでいなければできないことですが、ではどうすれば子どもは勉強に興味を持ち、楽しむようになるのか。

動画では、番組MCの垣花正さんやコメンテーターの森永卓郎さんとお話しした「はみ出すことの大切さ」を説明しています。

ぜひ動画を参考にしてくださいね。

動画はこちらから

この記事を書いた人

主任相談員 辻 義夫