入試直前 西村則康から受験生へのメッセージ
いよいよ入試が近づいてくると、親も子も緊張感が増してきますね。
入試直前、少しでも合格の可能性を高めるために、具体的にできることはどんなことがあるのでしょうか。
ここでは、そんな直前期のポイントについて主任相談員の西村則康先生が動画で解説しています。
入試直前のポイント1 ミスを無くすよう心がける
「ミスをなくそうね」と、これまで親御さんとしては口を酸っぱくしてお子さんに伝えてきたのではないでしょうか。
もちろん入試においても、ミスを減らすことは合格率を高めることに直結します。
しかし単に「ミスをなくすように心がけなさい」と言っても簡単になくなるものではありません。
動画ではミスをなくすために「具体的にできる行動」について考えています。
例えば「計算の最後の段階で安心からミスを誘発しないように、もう一度数字を見直す」「 計算の最後の段階で、 『本当にその答えでいいのか』を確認する」「 問題文はとにかく最後まで読む」といったことを、今一度お子さんに伝え、それを実行してもらうことです。
西村先生は動画で「入試直前、子どもたちの気持ちが落ち着かなくなっている今こそ、具体的にミスを防ぐ行動を再確認してください」と説明しています。
入試直前のポイント2 「自分なら合格できる!」という成功の予感を持たせる
この時期何より大切なことは、お子さんが「これだけ頑張ってきたのだから、自分は必ず合格できる」という「成功の予感」を持つことです。
そのために具体的にできる行動として「苦手な科目ばかりをやらない」ということがあります。
もちろん入試に向けて「できないことをできるようにしておきたい」という気持ちが親も子もあると思いますが、ことさら苦手な科目や分野ばかりに目を向けていると、どんどん自信を無くしてしまうことがあります。
お子さんの得意なこと、武器になることにもしっかり目を向け、さらに磨きをかけておくことも重要なことだと、西村先生は動画で説明しています。
この視点で見て、過去問の使い方にも工夫が必要です。
動画で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
入試直前のポイント3 受験直前、緊張するのは悪いことではない
受験直前期には、どんなに成績のいいお子さんでも緊張します。当日となるとなおさらですね。
子どもたちは「緊張しないように」ということを意識していますし、塾の先生達にも「緊張するな」と言われていると思います。
ただ、どうしたって「緊張するな」というのは無理な話で、現実的には「緊張した中でもできるだけ実力が発揮できるように準備する」というのが有効な対策です。
つまり子どもたちに「緊張するのは良くない」という刷り込みをするのではなく、「みんなが緊張するものだから、その中で力を出せるように準備していく」と伝えることが大切です。
動画ではその具体的な方法について、西村先生が詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
この他にも、入試直前、そして当日の行動の注意点など、いろいろなお話をしていますので、ぜひ動画を参考に受験当日に備えてくださいね。