受験直前の6年生へ〜植物について1
1月中旬、首都圏での入試もいよいよ始まりつつあります。
埼玉、千葉に続き、東京、神奈川の入試もまもなく始まりますね。
今回の動画では、入試直前の6年生に向けて主任相談員の辻義夫先生が、理科のチェックポイントについてお話ししています。
今回は「植物1」です。
ぜひ動画を参考に、入試に備えてくださいね。
「一問一答」的な知識も大切ですが・・・
入試直前、「一問一答」的な知識をつけておくことは、もちろん大切です。
理科の暗記分野、そして社会などの知識は「覚えておくだけで得点につながる」可能性があるため、直前までしっかり暗記の作業を行っておきたいですね。
ただ入試では、その知識が「そのままの形」で出題されることは稀です。
覚えていることをつなげ、問題で問われていることに対応する形で回答しなければなりません。
今回のテーマは「植物1」ですが、求められる知識はとても幅広く、その知識をつけておかなければならないのはもちろんです。
ただ入試では、ただ知識を答えるのではなく「考え方の手順」を理解しているかといったことが問われるのです。
たとえば「種子の発芽」に関する問題。
辻先生は「僕たちはついつい問題を見ると『答えを出す』ことに意識がいってしまいがちだけど、その手前で『整理する』ことが大切」と言います。
ひと目で分かるように整理する
種子の発芽に関する実験問題では、いきなり答えを考えるのではなく、示されたそれぞれ実験の様子、条件を表にして「ひと目で分かる」ように整理することが何よりも大切です。
整理が済んでしまえば、問題を得事自体は非常に楽な作業になります。
これを整理せずに「答えを出す」ことだけにフォーカスして解き始めてしまうと、意外なところで手こずったり、うっかり勘違いをしてしまったりという原因になってしまうのです。
動画では問題の条件、そしてそれを表にしている様子が示されていますので、ぜひ確認しておいてくださいね。
良質なテキストを活用しよう
動画で辻先生は、ご自身の問題集「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・合否を分ける40問と超要点整理」を紹介していますが、受験直前のこの時期、良質なテキストで暗記・重要事項を確認することは大切です。
お子さんが持っているもの、塾で与えられたものでも構いませんので、有効に活用し、動画を参考に知識の厚みをしっかりつけていきましょう。
動画では「発芽の問題を考えるときには、条件を一覧表にまとめると便利」ということを説明していますが、一問一答的な知識をつけること以上にこのような「問題への取り組み方」を身につけることは重要ですね。
ぜひ入試問題を考える際にも意識してみてください。
中学受験情報局では、受験に役立つ勉強法やお役立ちの話題を動画でお伝えしています。ぜひ参考にしてください。
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