中学受験 天体〜「星座の暗記は10個だけでOK」な理由
令和3年の中学受験、真っ只中。
今回の動画では、主任相談員の辻義夫先生が、星座の暗記について考えています。
「星座の暗記はとにかく10個」でいい?
辻先生は動画で「僕は星座については『とにかく10個だけ覚えよう』とお子さんによく言います」と言っています。
星座は全天で88個あるといいますが、ほんとうに10個だけでいいのでしょうか。
ちなみに辻先生は、覚えるべき10個の星座として「まずは夏と冬の大三角」と言います。
夏の大三角は一等星がすべて白、冬の大三角は赤・白・黄色とカラフルです。
(実際の星座名、一等星の名前や星座の形も動画では説明しています)
残り4つはどんな星座のどの星なのでしょうか?
ぜひ動画で確認してくださいね。
覚える個数を限定することでハードルが下がる
夏と冬の大三角で6個、そして北極星、北斗七星を含むこぐま座、おおぐま座をあわせて8個、そして夏の南天の低い位置にのぼるさそり座を「是非覚えておいてほしい」という辻先生。
これで9個です。
あと1個は・・・
「なんでもいいですが、たとえば春の星座、しし座やおとめ座など」とおっしゃっていますが、それだと11個になってしまうんじゃ・・・。
辻先生によると「とにかく10個だけ」と限定して覚え始めてしまえば、その時点で暗記に対するハードルは下がっているので、1つや2つ増えてもそう苦にならないとのこと。
確かに「せっかくだからこれも」的な気持ちになるかもしれません。
ぜひ試してみてください!
星座の形をよく見よう
冬の大三角の星たちのまわりには、実は覚えておくと得する星座がいくつかあります。
覚えておけば、入試に出て「ギョッ」とすることなく対応できますね。
その1つがふたご座です。
ふたご座の一等星はポルックス、黄色い星ですが、実はカストルという2等星もあり、こちらがプロキオンの双子のお兄さんなんですね。
確かによく見てみれば、ふたご座というくらいですから左右が対のようになっていて、まるで双子のように見えます。
辻先生は、このように星座の形をよく見てイメージを定着させておくと良いと言っています。
ぜひ皆さんも動画を参考に、星座の「うろ覚え」をなくしてくださいね。
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