【四谷大塚・早稲アカ】合不合判定テストの傾向と対策 まとめ
四谷大塚・早稲田アカデミー生に通う6年生はほぼ全員が受講する合不合判定テスト。
業界随一の精度を誇る志望校判定テストとして有名ですが、どうすれば、合不合判定テストで良い成績を取れるようになるのか?
この記事では、合不合判定テストの難易度や平均点といった基本的情報から、テストを受けた後のテスト直しを通して成績を上げる方法など、合不合判定テストを活用して、志望校合格の確率を上げるための方法を解説しています。
目次
1. 2024年の合不合判定テストはいつ開催される?教科と配点は?
2024年最新の四谷大塚の合不合判定の試験日程
2024年の合不合判定テストは、全部で6回予定されています。
日程は下記のとおりです。
合不合判定テストの科目と試験時間及び配点
合不合判定テストの教科と試験時間・配点は下記のとおりです。
2. 合不合判定テストの難易度は?
続いて、 「合不合判定テスト」はどのくらい難しいのか?
その難易度について詳しく解説していきます。
合不合判定テストは「バランスの取れた難しさ」が魅力
合不合判定テストは、最難関〜中堅までを含め、私立中学校受験を幅広く想定した試験です。
そのため、合不合判定テストには、誰でも解けることが想定されている基礎問題から、最難関志望のお子さんでも正答するのが難しい思考力・ひらめき・理解力を問う難しい問題も出題されます。
過度に難しい問題ばかりでもなく、優しすぎるわけでもないため、お子さんの現在のレベルが浮き彫りになる。そういった意味で「バランスの取れた難しさ」であると言えるでしょう。
一方で、最難関・難関中学校を受験するお子さん以外には、不必要なレベルの問題も含まれることには注意が必要です。
同じく中学受験生に広く門戸を開いている、サピックスオープンは最難関校を想定した難問・奇問が詰め込まれていることと比較すると、難易度は下がるとも言えますが、上記の点だけは注意が必要です。
お子さんの志望校のレベルに合わせ、どの問題ができないといけないのか?の見極めができているご家庭にとっては、適度な難易度で、本番試験の練習にもなり、お子さんの苦手・弱点が浮き彫りになるため、中学受験の志望校判断の目安にしやすい試験となっています。
合不合判定テストの平均点は?
合不合判定テストの平均点は、都度ばらつきがありますが、大体6割くらいの得点率に落ち着くように出題者は問題を作成しているようです。
そのため振れ幅があっても、5割くらいでは落ち着くようになっています。
下記はあくまで目安ですが…
算数では大問1〜3の基礎問題を全問正解。残りの問題は、大問毎に問1だけでも解ければ、偏差値50(平均点)は超えられるような構成になっています。
国語では大問3・4の語句の問題を抑えることができれば、文章題も十分理解でき平均点が取れるくらいの構成です。
合不合判定テストの偏差値は?
合不合判定テストの学校別偏差値は、中学受験の業界内のテストでも最高レベルで正確な数字が出るのが特徴です。
合不合判定テストは、全国の私立中学校を幅広くカバーし、業界最大数の受験者を受け入れており、その結果として出される偏差値は精度が高いと言えます。
志望校と偏差値の目安は、四谷大塚が随時更新・公開しておりますので、最新のデータを下記よりご参考ください。
【四谷大塚 中学校偏差値一覧】
https://www.yotsuyaotsuka.com/njc/deviation_top.php
偏差値については、他社の公開模試・公開テストと比較してみるとわかりやすいです。
サピックスが実施しているサピックスオープンは偏差値が低く出る傾向があります。
四谷大塚の合不合判定テストと比較すると10ほど偏差値が低く出るのです。
これはサピックスオープンには、最難関校・難関校受験を検討している受験者が偏っていることが原因です。
反対に中堅校に強い日能研が実施している志望校判定テストと比較すると、合不合判定テストよりも偏差値が5くらい高く出る傾向があります。
3. 合不合判定テストは本当に役立つ?合格率の正確さは?
合不合判定テストは受験する意味があるのか?本当に役立つのか?と疑問に思われる方も多いと思います。
結論から申しますと、私立中学受験をされる6年生で四谷大塚・早稲田アカデミーに通っているお子さんにとっては、確実に役に立つ試験ですし、外部生であってもぜひ受講をオススメしたい模試となっています。
ただし、合不合判定テストを成績UPの機会にできるご家庭は、このテストの特徴・目的を正しく理解できているご家庭だけになるのも、また1つの特徴です。
合不合判定テストの最大の特徴「圧倒的な精度」
合不合判定テストの最大の特徴は、幅広いレベルの受験者層と、圧倒的な受験人数に裏付けされた試験結果(合格率)の精度です。
最難関校、地域密着の中学校まで、私立中学受験の志望者が幅広く、多く受験するため、当然合格率も精度が高いものが出てきます。
また、最難関校までを含めた受験を想定して試験が作られているため、確実に押さえるべき基礎問題から、難関校合格のために必要な応用問題までが出題されるため、お子さんが今何ができていて、何ができないのかが、正確に浮き彫りになり、今後の学習の方針を立てるためには、最高の材料となります。
合不合判定テストを成績UPにつなげるポイントは「全部はできなくていい」視点を持つこと
前述の通り、幅広い受験者層を想定して試験問題が作成されるのが合不合判定テストの最大の特徴です。
そのため、試験問題の中には、お子さんの志望校のレベルによっては「不要な問題」が含まれることを、あらかじめご家庭が把握しておく必要があります。
お子さんの目指す志望校の試験内容によっては、「このレベルまでは解けなくていい問題」が含まれていることを前提にして、お子さんの志望校のレベルに合わせて「何ができないといけないのか?」また「何はできなくていいのか?」を見極めることができれば、合不合判定テストの結果を受けて、正しい成績UPの対策を立てることが容易になります。
試験は「やり直し」をすることで、今できていないこと次回以降は確実に正答できるようにするためのツールです。そのため、合不合判定テストで出された問題も「全部できるようにならないと…」と深追いしてしまうご家庭もあるのですが、お子さんの現状・志望校のレベルによっては、「どれだけ頑張ってもできるようにならない問題」や「志望校から求められていない不必要にレベルが高い問題」が含まれています。
もちろん最難関校の中でも全教科の試験が難しいことで有名な、麻布・渋幕・渋々・栄光・桜蔭を受験されるようなご家庭にとっては、合不合判定テストの内容でも、全問できることが求められます。
ただ、開成中学を受けるお子さんでも、「理科」「社会」は比較的容易な問題が出題されるため、全ての問題を解ける必要があるかどうかは見極めが必要です。
このように志望校の試験レベルに合わせて柔軟に対策(テスト直し)をすることができれば、合不合判定テストはお子さんの成績を大きく上げるきっかけとなりえます。
合不合判定テストの合格率は6年11月で40%を最低限の目安に
合不合判定テストは、合格率が正確に出やすいテストと話しましたが、6年生の早い段階で低い合格率が出たからと言って、すぐに志望校を変更する必要はありません。
目安としては、6年生11月の段階で合格率40%にまで入り込めれば、本番試験のでき次第で志望校合格が見えてくると考えてください。
志望校を変更することはデメリットが大きいです。
早い段階での志望校変更は、お子さんが「志望校を変えたし、勉強はこれくらいでいいだろう」と学習をしない言い訳をしてしまったり、志望校を変えたことで自信をなくしてしまうなど、お子さんのモチベーションを大きく下げてしまうからです。
そのため、志望校変更の必要を感じていても、同じ傾向の併願校を本命校に変える路線で検討をしておき、10月までは志望校は変えないのが基本となります。
そういった意味では、6年生の4月・6月・9月の合不合判定テストの合格率を受けて、志望校を変更する必要はありません。
志望校変更の最終決断は、10月または11月の合不合判定テストの結果を受けて最終的にお子さんに伝えましょう。
合不合判定テストの合格率20%のお子さんこそ、早急な対策が必須
合不合判定テストの合格率を受けて、志望校を変更する必要はないと話しましたが、合不合判定テストで合格率20%が出ているご家庭は、「このままの勉強をいくら続けても合格することはできません」と結果を重く受け止める必要はあります。
お子さんの現状に合わせ、やり方を変えることで、どれだけ早急に合格率40%圏内に食い込めるか?早急な戦略の立て直しが必要になります。
実際に毎年の合格者を見てみると、合不合判定テストの初期段階で合格率20%が出ていても、最終的に志望校に合格するお子さんは一定数います。
そんなお子さんに共通していることがいくつかあります。
上記条件を満たしているお子さんは、9月段階で合格確率20%でも合格できるお子さんも珍しくないです。
ただしこれは、できるかぎりは早く、正しい学習方法に切り替え、着実に「理解」を積み上げていったお子さんだけに限られる話です。
もし合不合判定テストの合格率を見て不安を感じられているのであれば、諦める必要はありませんが、「何も対策をせず、今のままを続ける」ことから早急に抜け出す必要があります。
4. 合不合判定テストで成績を上げるには?ご家庭でできるテスト対策まとめ
本番試験ではない、公開模試といっても、お母さん・お父さんとしては、できる限り良い成績を取ってほしい…と思われるでしょう。
「合不合判定テストで良い成績を取るには?」悩まれている方もたくさんいますので、合不合判定テストで高い点数を取るためには、どのような学習が求められるのか?について詳しく解説していきます。
合不合判定テストで、直前の対策は効果が期待できないワケとは?
合不合判定テストの成績を上げるために、テスト1週間前には何をすればよいか?
と聞かれる方も少なくありません。
ただ、残念ながら、合不合判定テストについては、直前に対策をしても、効果は期待できません。
その理由は、合不合判定テストの試験の目的・範囲の広さ・求められる知識の深さにあります。
御存知の通り、合不合判定テストは、受験本番に必要な幅広く、深い知識を問われる試験です。
そうすることで初めて、志望校に合格できる「本当の意味での学習力」を問うことができるからです。
そのため、直前にいくつかの分野をやり直すだけでは、手が回りきりません。
仮に直前にやったことが、たまたまテストに出て、得点が上がったとしても、「お子さんの中学受験全体」で考えた場合に、このたまたまには意味がないことは明確です。
そのため合不合判定テストで求められるのは、直前の付け焼き刃の対策ではなく、定期的な思い出しの習慣と、わからない問題を普段から対策しておくことです。
合不合判定テストで成績を上げるために必要な力とは?
合不合判定テストで好成績を取るために必要なのは、過去に習った知識が7割〜8割理解できている(頭に残っている)のが目安です。
これまで習った範囲から、様々な単元が、基礎から最難関レベルまでの問題が出題されるため、100%とは言わないものの、過去に習った内容が7割〜8割頭に残っている必要があります。
もちろん中には、お子さんの頭からすっぽり抜けてしまっている知識もあります。
むしろ、次から次に新しいことを習っているため、お子さんが忘れてしまうことは当然と考えなくてはなりません。
そのため、合不合判定テスト、ひいては志望校の受験本番で必要になることは、何を忘れてしまっているかを特定し、定期的に思い出す習慣を作ることです。
これこそが合不合判定テストの成績を上げる鍵であり、中学受験全体の成績を上げるポイントでもあります。
合不合判定テストの対策は「組分けテストの直し」が最適
それでは、合不合判定テストの成績を上げるためには、どうすればよいのか?
答えは単純です。
過去の「組分けテスト」を見返すことで、お子さんの頭から抜けてしまっている知識や理解が浅い知識を特定することができます。
組分けテストは、所謂「実力テスト」となり、直近3〜4ヶ月に習った内容から問題が出題されています。
合不合判定テストは過去に習った単元全てから問題が出題されるため、組分けテストより広い範囲かつ、高度な内容で作られたものとも言えます。
そのため過去にお子さんが組分けテストで正解できなかったことは、合不合判定テストでも理解が足りずに失点してしまう要因である可能性が高いです。
そのため、普段から定期的にテスト直しをしているご家庭であれば、すでに合不合判定テストの対策はできていると言えます。
反対にテスト直しの習慣がないご家庭は、過去の「組分けテスト」の内容を、余裕を持ってやり直しておくことで、お子さんの頭から抜けてしまっている知識を、合不合判定テストまでに補うことができます。
ただ、全ての問題をやり直すことは現実的ではないと思いますし、「到底できない」と感じられるでしょう。
ここで大切なことは、優先的に補修する内容を決めることです。
1つの目安として、平均点を目指すなら、正答率50%以上の問題で間違っているものは、合不合判定テストまでに、全てやり直す。偏差値60を目指すなら、正答率40%以上の問題までカバーする。といった感じです。
これは直前の付け焼き刃の対策と全く違い、学習の本質、お子さんにとって今必要な学習だけに絞り込み、確実に頭に定着させることを目的としているため、合不合判定テストの点数を上げるためにやっていただくことで、結果としてお子さんの知識が深まり、受験全体に好影響を与えるため、今すぐに取り組んでいただきたいです。
5. 合不合判定テストの過去問は?
合不合判定テストについて、過去問を探されている方も多いです。
結論から申しますと、合不合判定テストの過去問対策は不要です。
むしろ、合不合判定テストについては、過去問対策にはデメリットが大きく、やらないことを強くオススメしています。
詳しく解説します。
合不合判定テストの過去問対策が、不要な理由
過去問が不要な理由1. 毎年新規で作成され、傾向が変わる
合不合判定テストは、毎年・毎回新規で作成されています。
大きな方針は変わらないのですが、直近の受験問題のトレンドを反映して、最新の中学受験事情に合わせた問題が作られています。
そういった意味では、わざわざ「過去問」に取り組むメリットが少ないと言えるでしょう。
過去問が不要な理由2. 傾向に慣れて、高得点を取ることに意味があるのか?
合不合判定テストは、組分けに影響が出ないテストになっており、純粋にお子さんの現在の立ち位置と、できていること/できていないことを見極めるためのテストです。
お子さんの現状を正しく把握することが、合不合判定テスト最大の目的の1つです。
そのため、過去問対策をして傾向を探って、良い点数をとっても、最終的な受験本番の試験を想定すると、あまり役に立たないと言えるため、過去問に取り組むメリットがあるかどうかは疑問が残ります。
過去問が不要な理由3. 暗記型学習の傾向が強まる
合不合判定テストは、お子さんの力を伸ばすことが最大の目的の1つです。
できないこと・苦手なことを浮き彫りにして、お子さんが理解できるようにテスト直しをすることで、初めて成績を上げることが可能になります。
過去問をやることで、テストの形式になれ、解き方を覚えてしまっては、理解が浅いまま暗記でテストを乗り切ることになり、本来志望校合格に必要な力をつけることができなくなります。
そのため合不合判定テストで、過去問に取り組むことは、マイナスに作用する可能性も高いと言えます。
過去問が不要な理由4. 駄目な意味で「自信がつく」
一時SNSなどで話題になっていましたが、公開模試の過去問に取り組むことで、見かけの成績を上げることでお子さんのモチベーションを保っているというご家庭も一定数いるということです。
お子さんのモチベーションを上げることも大切ですが、これは上記3つの理由から、本当の意味での学力が育ちにくくなるため、一時的にモチベーションが上がっても、どこかで挫折をし、モチベーションが一気に下るリスクがあります。
合不合判定テストは過去問対策より、「テストの受け方」の確認が鍵
過去問対策があまり役に立たない一方で、「合不合判定テスト」の受け方を知らないと、本来の力が発揮できずに、テストの点数が低くなってしまい、お子さんのモチベーションが低下してしまうこともよくあります。
そのため、過去問対策ではないですが、合不合判定テストをどう受ければいいのか?
お子さんと受験前に、受け方のルールを確認をしておくことが大事です。
時間配分や量がいつもと違うことの確認に加え、レベルの高い応用問題もあるため、頑張っても解けない問題があること、そのような問題にあたった時の気持ちの切り替え方やルールなど、テストの受け方については、必ず確認を行うようにしておきましょう。
合不合判定テストの過去問を手に入れるには?
とはいっても、実際の合不合判定テストのレベルや内容がどうなっているか?一度確認してみたいという方もいると思います。
過去問は、四谷大塚・早稲田アカデミーのどちらも販売をしておりません。
どうしても過去問を入手したい方は、amazon・メルカリ・Yahoo!オークションなどで過去問が出品されている場合があります。
6. 合不合判定テストのメリット・デメリット
最後に合不合判定テストを受験するメリット・デメリットについてまとめます。
合不合判定テストのメリット
合不合判定テストのメリットは大きく3つあります。
メリット1. 志望校までの差がわかる
幅広い層の多くの受験者が合不合判定テストを受験するため、中学受験業界の模試の中でもトップクラスの精度で志望校の合格率判定が出ます。
周りのお子さんと比べて、お子さんがどれくらいの位置にいるのか?
現在のお子さんの立ち位置と志望校までの差が、かなり正確にわかる点は大きなメリットです。
メリット2. お子さんの弱点・苦手がわかる
受験することで、お子さんの弱点や、苦手とする単元が浮き彫りになります。
正答率と合わせて確認することで、対策が容易で、短い時間で得点源となる箇所を見つけることが可能です。
メリット3. 本番試験を想定し、テスト慣れできる
合不合判定テストは、本番試験を想定して、実際の中学校で受験することも可能です。
志望校の試験当日は、学力はもちろんのこと、精神面も大きく結果に影響が出るため、実際に当日試験を受ける会場で受講した経験は有利に働きます。
本番試験を想定した試験問題に慣れておくことで、本番試験の問題が解きやすくなることと合わせて大きなメリットと言えるでしょう。
合不合判定テストのデメリット
合不合判定テストのデメリットは大きく2つあげられます。
デメリット1. 結果が奮わず、モチベーションが下がる
合不合判定テストをどう受験するのか?
テスト前の確認が甘く、本来の力を出しきれなかったお子さんは、「できなかった」ことで自分を責めたり、自信をなくしてしまい、学習に対するモチベーションが下がってしまうこともあります。
そうならないためには、試験の結果が過度にお子さんのメンタルに負担をかけないような声掛け・ケアと、テストの受け方について親子で確認することが必須です。
デメリット2. やるべき課題を見極めないと逆効果になる
合不合判定テストは、確実に正答すべき基礎的な問題から、最難関校に合格するお子さんでも正答することのできない複雑な応用問題まで幅広く含まれます。
そのため、テストが終わった後に、「全部できるようになる」とやり直しをしてしまうと、お子さんの能力を遥かに超えた難問に時間を取られ、学習の効率が却って悪くなったり、お子さんのモチベーションが下がってしまう懸念があります。
そのため、合不合判定テストには、そもそも解けないレベルの問題が含まれていることをお子さん自身にあらかじめ説明してあげることはもちろんのこと、やり直しの際にも、どのレベルの問題までやり直すのか?線引きを周りの大人がしてあげる必要があります。
まとめ
ここまで、四谷大塚主催の合不合判定テストの特徴・難易度・成績を上げるための方法についてまとめてきました。
結論としては、合不合判定テストは中学受験の模試の中でも特に精度が高く、志望校合格のために、今何をすべきかが浮き彫りになる業界最大手の模試になります。
ただし最難関校から中堅校まで幅広く合格率を測れるテストになっている反面、志望校のレベルによっては不必要な問題も多分に含まれるのも合不合判定テストの特徴でした。
大切なことは、テストの結果を受けて、何が必要で、何が不要かを見極めてお子さんの弱点・苦手補強の計画を立てることです。z
ぜひ、この記事を参考に合不合判定テストを最大限活用していただけるようになれば嬉しいです。