【低学年から実践したい】お子さんの家庭学習サイクルのための環境の整え方
この動画ではお子さんの家庭学習をうまく回すための環境の整え方について考えています。
低学年のお子さんのご家庭から試せることばかりですので、 是非参考にしていただければと思います。
環境の整え方① いつ何をやるか
お子さんの学習環境を考えるとき、まず「 いつ 何をやるか」が重要になります。
ご家庭によって、 またお子さんによって学習に適している時間帯や集中しやすい時間は変わってくると思いますが、動画では習慣としてつけておいていただきたいことを、2つご紹介しています。
1. 朝学習について
朝学習については「やると良い」といったお話は一度は聞いたことがある親御さんも多いのではないかと思います。
無理なく始めるには、まず短い時間でこなせることから始めれば良いと動画で説明しています。漢字練習や計算など、作業としてできる学習から始めて、集中できる時間が少し取れそうなら「考えるタイプの問題」を少しずつ練習していけば、充実した朝の学習時間になるでしょう。
2. 学校と塾の復習について
すでに塾に通っている場合でもそうでない場合でも、1日の終わりにその日 習ったことを復習することが非常に大切です。
「 今日は何を習ったのか」を親御さんに説明するだけでOKです。
塾に通っている場合、塾から帰宅して その日のうちに宿題を全部やるということは不可能ですね。
ただ「ならいっぱなし」で寝てしまうと、あやふやな知識が忘れられてしまったりといったことが起こります。
一通り 何を習ったか思い出すだけでも効果があるので、ぜひ親子で1日の終わりの復習を習慣にしていただければと思います。
環境の整え方② 家庭学習をどこでするか
家庭学習をどの場所でするかということも、よくいただくご相談です。
「いつから自分の部屋で勉強させればいいですか?」 という ご質問もよくいただくのですが、基本的には小学生のうちは リビングでの勉強でいいと思います。
リビングでは生活音なども耳に入ってきますが、逆に静かな子供部屋で勉強するより集中できるという声もよくいただきます。
リビングの環境もご家庭によって様々ですが、小さな弟さんや 妹さんがいるため ついつい 一緒に遊んでしまう、という ご相談もいただきます。
このような場合におすすめして、うまくいった ケースが多かったのが「リビングに学習机を持ち込む」という方法です。
動画で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
環境の整え方③ お子さんの体調を整える
すぐに勉強を始めて短時間で集中してできるお子さんならいいのですが、 取りかかるのに時間がかかり、集中すると長い時間 頑張れる、というお子さんも多くいます。
このようなお子さんの場合、ついつい 夜遅くまで勉強してしまい睡眠時間が短くなるケースがあります。
動画でも説明していますが、 中学受験をする場合でも基本的には睡眠時間は削らない、 睡眠時間を確保した上で残りの時間で学習計画を立てる、 という方向がいいでしょう。
動画では時間のやり取りについて考えていますので、ぜひ一緒に考えてみていただければと思います。