熱い講師が多い!?【早稲田アカデミー】の中学受験の評判とは?
早稲田アカデミーはどんな塾?
授業で使用しているテキストは、四谷大塚の『予習シリーズ』と、『ダブルベーシック』という独自のもの。
ひとつの教科をテキスト2冊で進めることになるので、たくさんの学習量をこなさなければいけないのが早稲田アカデミー(以下:早稲アカ)最大の特徴です。
また、特定の中学受験に強い大手進学塾ではないものの、小学校6年生から始まる志望校別対策コース(NN特訓)によって、御三家や早慶大付属中学校など、難関校の合格実績を伸ばしています。
志望校別対策コースの通称『NN特訓』のNNとは、「何がなんでも」の略。
小6から始まる志望校別対策コースでは、男女御三家や都立トップ校など、下記の15クラスが用意されています。
【志望校別対策コース】
御三家中学校 対策コース
- 開成クラス
- 麻布クラス
- 武蔵クラス
- 桜蔭クラス
- 女子学院クラス
- 雙葉クラス
早慶・難関中学校 対策コース
- 駒場東邦クラス
- 桐朋クラス
- 栄光クラス
- フェリスクラス
- 渋谷幕張クラス
- 早実クラス
- 早稲田クラス
- 早大学院クラス
- 慶應義塾普通部クラス
教材やプリントには各中学校の入試問題の傾向が反映されていて、非常によく研究されているため、志望校対策の精度としてはかなり高いといえるでしょう。
そのため、他塾の生徒でも、日曜日だけは早稲アカのNNクラスに通っているという子供もいるほどです。
特に、子供の志望校が明確になっているのであれば、早稲田アカデミーのNNはおすすめできます。
講師陣のタイプ
「早稲田アカデミーには体育会系の先生が多い」
といわれていますが、これは事実です。
不思議とどの校舎にも、体育会系の講師陣が多く集まっているのです。
例えば、いろんな塾の講師たちが声の大きさを測定して平均値を出すとするなら、早稲田アカの講師陣がトップになるのではと思うくらいです。
授業の雰囲気も体育会系で、かなり元気で熱を帯びて展開されます。
このような熱気のある授業は、特別授業はもちろんのこと、通常授業においても行われています。
生徒のタイプ
体育会系の講師陣が多いということもあり、合うタイプの生徒と合わないタイプの生徒がはっきりと分かれます。
勉強にあまり熱心でなかった子どもが、強烈な熱意のある先生のおかげでやる気になったというケースもあります。
スポーツなどで厳しく指導されて伸びるタイプのたくましい子どもであれば、厳しい雰囲気の中でも楽しみながらぐんぐん成長していくことができるでしょう。
反対に、叱られなれていない繊細で真面目な女の子が、強面の先生に隣の席の子が怒鳴りつけられていたのを見て、怖くて通塾できなくなってしまったという事例もありました。
実際に塾選びをしている方は、自分の子どものタイプを見極めた上で、早稲アカへの入塾を決めた方がいいでしょう。
宿題量は多い?少ない?
常にカリキュラムを2冊のテキストをこなさなければいけない分、宿題の量は多めといえます。
また、宿題のチェックは厳しめです。
宿題を最初から最後まで厳密にチェックされるというよりは、やってこなかった場合に授業の中で怒鳴りつけられるというような厳しさです。