【中学受験の塾選び】サピックスに合う子 合わない子3つのタイプ
今回の動画では、お子さんの塾選びについて考えています。
特に難関校を志望するお子さん、ご家庭の場合、まず候補に上がるのがサピックスではないかと思いますが、サピックスに合う子、合わない子とはどのようなお子さんなのでしょうか。
サピックスに合う子、合わない子
サピックスに合う子、合わない子のタイプをそれぞれ3つずつ、下記のようあげてみました。
サピックスに合う子
1. 1回の説明で理解できる子
2. 速いカリキュラムに乗っていける子
3. 自分からどんどん考えることができる子
サピックスに合わない子
1. 納得するまで教えてもらいたい子
2. 1つの分野をじっくりと学習したい子
3. 勉強が「やらされ感満載」になっている子
動画では、それぞれの項目について詳しく解説しています。
サピックスに合う子はどんな子?
サピックスに合う子の特徴として動画では「1回の説明で理解できる」「 早い カリキュラムに乗っていける」「自分からどんどん 考えることができる」という3項目をあげています。
サピックスの授業は、先生が教えてくれた通りに理解して問題を解くのではなく、 まず子どもたちが 解き方を考え、それを先生がリードしながら授業を進めていくというスタイルです。
そのため授業のテンポも速く、他の子の発言を理解してさらに考えを進めていくという授業への参加の仕方が必要になります。
この流れに乗っていくには、1回の説明ですぐに理解することが必要になってきます。
またサピックスのカリキュラムは、毎週どんどん習うことが変わっていく、ある意味で目まぐるしいものになっています。
どんどん新しいことを習いたいお子さんにとっては、ぴったりのカリキュラムです。
このような授業、カリキュラムについていくには、自分からどんどん考えていけるお子さんが向いているといえるでしょう。
サピックスに合わない子はどんな子?
一方で サピックスに合わない子の特徴として「納得するまで教えてもらいたい」「 一つの分野をじっくりと学習したい」「 勉強が『やらされ感』満載になっている」 の3つをあげていみました。
まず先生にじっくり習ってから自分で問題を解きたい、というお子さんの場合、 サピックスのようにどんどんみんなで考えていくという授業スタイルは、合わない可能性があります。
また、毎週 めまぐるしく習うことが変わっていく サピックスのカリキュラムは、1つのことをじっくり習いたいというタイプのお子さんには合わないでしょう。
このようなお子さんの場合、 日能研のように一つの分野を一定期間じっくり教えてくれるタイプのカリキュラムを持つ塾を選ぶといいでしょう。
サピックスは カリキュラム進度も速く、授業のテンポも早いため、 入塾の時点で「勉強嫌い」になっているお子さんにとっては、かなり過酷な環境といえます。
塾通いの時点で「勉強嫌い」になっていては、サピックスに限らずどの塾に通うにしても過酷ではありますね。
ぜひ低学年のうちに「勉強するのは当たり前」「 勉強は結構楽しいし、問題が解けると嬉しい」という経験を、お子さんにたくさんさせてあげていただければと思います。
お子さんのタイプをよく見極めて、ぜひぴったりの塾選びをしてくださいね。