【中学受験】低学年で「算数嫌い」にさせない勉強法とは
今回の動画では、低学年のお子さんを「算数嫌い」にさせない勉強法について考えています。
早い時期に算数が嫌いになってしまうと、後々とても苦労します。
中学入試で算数は、1問の配点が大きいことや科目そのものの配点が高いことからも、非常に重要な科目といえます。
ぜひ動画を参考にしてみてください。
計算ばかりを機械的にやらせすぎない
算数において、計算力をつけることは非常に大切です。
しかし計算ばかりを機械的にやらせるのは、あまり効果的ではありません。
計算は「作業」であり、やる意味が感じられないと、モチベーションが上がらないからです。
計算の重要性を説明してあげるのもよいのですが、効果的なのは、親御さんがお子さんのモチベーションを上げる工夫をしてみることです。
テスト形式にして時間を計り「よーいどん!」と声をかけてあげたり、マル付けを手伝ってあげるなど、お子さんが一人黙々と計算する状況を変えてあげるだけで、モチベーションは大きく上がります。
「算数らしい問題」に取り組ませる
やはり計算に比べて文章題や図形の問題など、「問題を読んで考える」という要素が強いものはモチベーションを維持しやすいものです。
計算よりもむしろこのような問題の方が、お子さん一人で勉強するのに向いているとも言えます。
動画ではこのような「算数らしい問題」が収録されている問題集も紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
先取りを欲張りすぎない
お子さんを算数嫌いにさせないポイントの3つ目は、先取り学習をあまり欲張りすぎないことです。
文章題などの中には、高学年になって初めて腑に落ちる、というものもあります。
動画では「つるかめ算」を例に挙げていますが、「一方に置き換える」ということが「なるほど」と腑に落ちるのは、多くのお子さんにとってある程度の学年になってからです。
ごく低学年のお子さんに教えても「手順を覚えて再現しているだけ」になる場合がありますから、注意が必要です。
以上三つをヒントにしていただき、ぜひお子さんを「算数好き」にしてあげてください。