学年がわりの実力テストで結果を出す思考力をつけよう
冬が近づいてくる11月。
冬になると、進学塾ではあっという間に次の学年が見えてきます。
できれば今の学年のうちに、成績が上がる勉強法を身につけておきたいものですね。
復習テストでは点が取れるのですが…
塾では毎週、前週の範囲の確認テストが行われます。
塾によって「復習テスト」「確認テスト」「カリキュラムテスト」など様々な呼び名がありますが、いずれも習ったばかりの単元の問題を自分で解けるかどうかを確認するテストです。
上記のテストは。基本的に宿題をきちんとやっていれば、ある程度の結果が出せることが多いものです。
しかし塾では、定期的に「範囲がないテスト」があります。
習ってからもうずいぶん期間が経ってしまった問題や、授業で習った考え方を組み合わせて解くような応用問題が出題されるテストです。
このような「実力テスト」で結果が出ないとお悩みのご家庭、お子さんは多いものです。
授業で習ったことを何度も繰り返す?
実力テストで点を取るには、授業で習ったことを完璧に身につけておく必要があるから、何度も繰り返して演習する必要があるのでしょうか。
実は、残念ながら授業で習ったことを何度も繰り返して「完璧」を目指しても、実力テストで点が取れるとは限らないのです。
逆に「復習テストでは点がとれるのに、実力テストではさっぱり・・・」という結果になることがあります。
それは、勉強の仕方が「近視眼的」になってしまうからです。
目先のテストでは結果が出るものの「その週のことだけに手間をとられている」という状態では、1ヶ月、2ヶ月前に習ったことを忘れていってしまうのです。
なんとか工夫して「過去の復習」の時間を
がんばって塾の勉強をしているのに結果が出ない、そんなお子さんに共通するのが、過去に習ったことを復習する「仕組み」が勉強のなかにできていない、ということです。
その週に習ったことばかりやっていて、過去を振り返る余裕や仕組みがないのです。
逆に言えば、実力テストで結果を出しているお子さんというのは、今週習ったこともがんばりつつ、なんとか工夫して過去の単元を思い出す時間をとっているのです。
動画では、忙しい毎週の勉強の中で、どのように復習の時間を確保するのか、また塾の授業の受け方やテスト直しの工夫など、実力テストで結果を出すための工夫を解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
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