近頃流行りの「指導要領外」問題、どうする?
難関校で例年出される「初見の問題」
難関校になればなるほど、中学受験の問題は「思考系」の出題になることは知られています。
たとえば「初見」の問題。
お子さんが初めて見るタイプの問題に対して、どのように考えて問題を解決していくか。
このような力を見たいというのは、入試の問題作成者に共通した思いではないかと思います。
だから毎年、難関校ではこれまでになかったタイプの問題を、あの手この手で考え、出題するのです。
近年増えた、中学、高校内容の問題
ひとことで「初見の問題」といっても、そのような問題はつくるのがとても大変です。
中学受験塾でお子さんたちが習っていることは、多かれ少なかれ似通ったものです。
「中学受験の勉強は学校とはまったく違う」
「範囲があって無いようなもの」
とよく言われますが、それにしても「受験生が誰も見たことがない」問題はなかなかできないものです。
では、普通は小学校の子どもが習わない、中学や高校の範囲の内容からの出題ならどうか。
明らかに小学生に対応できない種類のものもありますが、前提さえ説明すれば小学生にも解ける単元は意外に多いのです。
そのようなわけで近年、中学入試に中学、高校で学習する範囲の内容が出題されることが多くなっています。
それって、解けなくちゃいけないの?
では、中学受験の勉強において、そのような中学、高校内容のものまで勉強して備えなくてはいけないのか?
もちろん、塾でもそのあたりは意識していて、平常授業のテキストには出てきませんが、難関校の特訓講座のテキストなどには登場することがあります。
しかしそれでも、すべてを網羅することは現実的ではないですね。
動画では、このような中学、高校内容の勉強についての考え方を説明しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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