中和計算で「カレーライスの法則」をマスター
親子とも、どうすればいいかわからないのが理科の計算問題
中学受験の勉強でお子さん、親御さんともに頭を抱える事が多いのが、理科の計算問題です。
塾で習ってきても今ひとつピンときていないようにも見えるし、かといって家で親が教えられるかというと、ちょっと難しい…
そんな理科の計算問題の中でも、苦手とするお子さんが多いもののひとつが「中和計算」ではないでしょうか。
ここでは、そんな中和計算の考え方を「カレーライスの法則」を使って辻義夫先生が説明します。
辻義夫先生発案「カレーライスの法則」とは
「カレーライスの法則」とは、辻先生が発案し著書である「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ」シリーズの中でも紹介している、化学計算に関する考え方です。
どのように使うのか、詳しくは動画の中で解説しているのですが、中和によってできる塩(えん)の量を、カレーライスに見立てているのです。
中和とは、酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液が反応して、水と塩(えん)ができる反応のこと。
たとえば塩酸と水酸化ナトリウム水溶液が中和すると、水と食塩ができます。
このときの塩酸をカレールウ、水酸化ナトリウム水溶液をごはんにたとえると、この2つの水溶液が過不足なく反応して、はじめて食塩というカレーライスができるのです。
だから塩酸ばかりが多くてもカレーライスはできないし、水酸化ナトリウム水溶液だけを増やしてもカレーライスにはなりません。
百聞は一見にしかず、動画で確認してみましょう
文章で表現するのは難しいのですが、動画をご覧いただければ「カレーライスの法則」がどのようなものか、すぐに分かると思います。
動画の中で解いている問題は、辻先生の著書「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・計算問題」という問題集の中の問題ですが、書籍をお持ちでなくてもわかるような動画になっていますので、安心して御覧くださいね。
また「同じような問題を自分でどんどん解いてみたい」という場合は、全国の書店、ネット書店などで入手もできますよ。
この「理科 計算問題の考え方」のシリーズはどんどん続けていく予定とのことですので、みなさんぜひ楽しみにお待ちくださいね。
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