中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

塾別(サピックス・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)4年生9月からの算数の学習ポイント

このエントリーをはてなブックマークに追加
公開: 最終更新日:2022年08月21日

今回の動画では、塾別(サピックス・日能研・四谷大塚/早稲田アカデミー)の9月〜12月の算数の学習について、そのポイントを解説しています。

ぜひ参考にしていただければと思います。

日能研はじっくりカリキュラム

動画でも説明していますが、日能研のカリキュラムのよいところは、同じ単元を何週にもわたってじっくり学習する組み立てになっていることです。

他の塾では、週ごとに様々な単元を入れ代わり立ち代わり習う、いわば「慌ただしい」ものですが、1つの単元を習得するまでじっくり学習したいというお子さんにとっては、日能研のカリキュラムはぴったりです。

一方で、4大塾の中ではもっとも進度がゆっくりなので、他塾からの転塾についても検討しやすいカリキュラムになっています。

そのあたりを踏まえ、9月からもじっくりと学習を進めていきましょう。

カリキュラム改訂で進度が速くなった四谷大塚/早稲田アカデミー

予習シリーズのカリキュラムを中心に学習する、四谷大塚と早稲田アカデミー。

改訂により、ずいぶん進度が速くなりました。

動画でも説明していますが、夏期講習までに小数と分数まで学習しています。
(日能研では分数を本格的に学習するのは5年生で、4年生では小数までです)

9月の第1回で「小数と分数」を学習(応用的な内容)してからは、どんどん先へ進んでいきます。

目まぐるしいカリキュラムに「回っていないな」と感じたときは、立ち止まって「今お子さんはどんな状態か」ふりかえってみることが大切です。

4大塾でもっとも進度が速いサピックス

サピックスは各学年共通して、4大塾の中でもっともカリキュラム進度が速い塾です。

夏期や冬期の講習会も含めて年間カリキュラムが続いていて(つまり講習会でも内容は復習ではない)、9月からもどんどん進んでいきます。

具体的に扱われる単元は動画でも紹介していますが、大きな特徴は、他塾では5年生で習う多くの単元の第1回目を、4年生ですでに学習してしまうということです。

四谷大塚/早稲田アカデミー以上に「忙殺」されないよう注意が必要ですね。

また動画では、各塾に共通する「4年生の9〜12月の算数の注意点」を説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事を書いた人
アバター画像
Copyright (c) 2008-2021中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.