【中学受験】ケアレスミスをなくすためにできること
「ケアレスミスが多くて困っています」
「うちの子、ミスさえしなければもっと偏差値が上がるのですが」
「家ではできているのですが、テストになるとミスばかりなんです…」
このようなお悩み、非常にたくさんお聞きします。
一言で「ケアレスミス」といっても、その内容と対策はさまざま。
今回の動画では、ケアレスミスを無くす方法について主任相談員の辻義夫先生が3つのポイントを説明しています。
それって本当にケアレスミス?
親御さんはケアレスミスだと思っていても、実は別のところに原因があることは意外に多いもの。
たとえばそれは九九の特定の段のああふやさだったり、たし算や引き算のくり上がり、下がりの処理だったりします。
テストの結果を眺めただけでは「ミス」にしか見えないことも、ちょっと突っ込んで確認してみると意外な原因と対処法が見つかることがあるのです。
動画では、ケアレスミスに見えるけれど実は別の原因がある失点の代表的な例、そしてその対処法を説明しています。
ぜひ参考にしてください。
音読によって「ちゃんと読める」ようになる
動画で辻先生は、「この問題がわからない」と質問に来た子どもに「では問題を声を出して読んでごらん」と促して音読させるだけで「わかった」となることが多いと言っています。
これは親御さんも経験があることかもしれませんね。
そんなとき親御さんは「ちゃんと読むのよ」とアドバイスされるかもしれません。
しかし、その「ちゃんと読む」が意外にできていないのです。
テストでは子どもたちは問題を黙読しています。
その際、意外に「字面を追っているだけ」になりがちなのです。
問題の情報がうまく頭の中に入ってきていないのです。
これを解決するには、問題を音読させて自分の音声を自分でも聞かせ、文章の理解を促す方法があります。
しかし、テストでは問題文を音読するわけにはいきませんね。
その解決法は、ぜひ動画でご確認くださいね。
「今、何が出てきたのか」単位つきで考える習慣を
ケアレスミスが多いお子さんの特徴の一つに「すでに答えが出ているのに、さらに計算して間違う」「まだ答えではない途中の計算結果を、答えとして書いて間違う」ということがあります。
「今、この計算で出てきた数値は何か」
「答えとして求められているものは何か」
があやふやになってしまっているのです。
これを避けるには、いちいち出てきた答えに「単位」をつけて考えるという方法があります。
計算で出てきた答えがお菓子の個数で、問題に戻って確認すると求められているのは子どもの人数だとしたら、それは問題の答えではありませんね。
そうやって「単位つきで考える」ことの重要性を、動画で辻先生は強調しています。
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